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吹けば飛ぶよな男だが (1968/日)
製作 | 脇田茂 |
監督 | 山田洋次 |
脚本 | 山田洋次 / 森崎東 |
撮影 | 高羽哲夫 |
美術 | 重田重盛 |
音楽 | 山本直純 |
出演 | なべおさみ / 緑魔子 / 有島一郎 / ミヤコ蝶々 / 犬塚弘 / 佐藤蛾次郎 / 石橋エータロー / 安田伸 / 曽我廼家一二三 / 石井均 / 芦屋小雁 / 小沢昭一 |
あらすじ | ブルーフィルムの女優にして売り飛ばそうと大阪駅で家出娘の花(緑魔子)を引っ掛けたチンピラの三郎(なべおさみ)だったが、その娘の純情さにほだされて三郎は弟分のガス(佐藤蛾次郎)とともに撮影現場から花を連れて逃げだしてしまった。兄貴分のヤクザ鉄(芦屋小鴈)の手を逃れ神戸にやって来た三人は、ついに持ち金もつきてしまい花を使って美人局で一儲けしようとたくらむ。狙うのはマジメそうだが本当はスケベな四十男。ガスは成人映画のポスターに見入っている中年男(有島一郎)に目をつけて、花が待つ旅館へと男を連れ込んだ。ところがこの男、実に気の良いキリスト系女子高の先生だった。(92分/カラー/ワイド) (ぽんしゅう) | [投票] |
ヤクザ的封建制を否定し、宗教的閉鎖性に裏切られ、そして母性的庇護からも見捨てられた三郎(なべおさみ)の向かう先を特定できず、日活映画よろしく海へと逃げたのは時代に対する山田洋次の迷いなのか。寅さん誕生前夜の放浪への序章なのか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
ぽんしゅうさんは格好良く言っておられるが、詰まりこの映画、ズバリ「習作」という奴です。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] | |
同じ美人局話、『青春残酷物語』への松竹喜八路線からの回答だろう、現状肯定の主張が強い。青年版寅さんは生気に溢れ、シリーズの屈託は本作の無茶の反省に思える。ミヤコ蝶々の独演や犬塚弘の包帯など脇役の見せ場がとてもいい。 (寒山拾得) | [投票(1)] | |
緑魔子はジェルソミーナだ。(06・6・09) [review] (山本美容室) | [投票] | |
緑魔子は森崎東の『女は男のふるさとヨ』での使われ方の方が遙かに面白かったとは思う。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
緑魔子さんもいいですね。 (動物園のクマ) | [投票] | |
この映画の中でなべおさみはかっこいいです。見ればわかります。私はぼろぼろ泣いた。 (G31) | [投票] | |
男も女もみな不器用な生き方しかできないのが実に切ない。ナレーションは要らないように思うけど。 (マッツァ) | [投票(1)] | |
クレジットを見ると「なべ・おさみ」なんだよな。どうでもいいか。 (黒魔羅) | [投票] | |
緑魔子、ミヤコ蝶々、有島一郎、犬塚弘と好演を見せてくれる役者は顔を揃えているのだが、如何せん説教臭い活弁がドラマを殺している。あんなものがなくとも映画はちゃんと動くことを知ってのお節介が、山田洋次の思想カムフラージュの手段か。 [review] (水那岐) | [投票] |
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続・キネ旬ベスト10・最多ランクイン監督は誰だ! (ぽんしゅう) | [投票(8)] |
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