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モード家の一夜 (1968/)

Ma nuit chez Maud
My Night with Maud

[Drama]
製作バーベット・シュローダー / ピエール・コトレル
監督エリック・ロメール
脚本エリック・ロメール
撮影ネストール・アルメンドロス
美術ニコール・ラクリーヌ
出演ジャン・ルイ・トランティニャン / フランソワーズ・ファビアン / マリー・クリスティーヌ・バロー / マリー・ベッケル / アントワーヌ・ヴィテーズ
あらすじ日曜日のミサで、「私」(ジャン・ルイ・トランティニャン)はいつも金髪のフランソワーズ(マリー・クリスティーヌ・バロー)を後ろから眺めている。「彼女は私の妻になる女だ…」バイクで帰る彼女を、今日も見失ったクリスマスも近いその日、「私」は旧友のビダル教授(アントワーヌ・ヴィテーズ)と再会する。彼との哲学談義のなかで、彼は人生に千にひとつの可能性があるなら賭けてみるべきだと言い、美しい寡婦モード(フランソワーズ・ファビアン)を「私」に紹介する。三人での議論の果て、モードは「私」を誘惑しビダルを帰らせてしまう。「私」はためらいながらも彼女と同じベッドに寝るのだが…。〔110分/モノクロ/スタンダード〕 (水那岐)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5ロメール作品で「お勧めは?」と聞かれれば他の作品を選ぶだろうけど,「好きなのは?」と聞かれると,この作品を選ぶかもしれない.それにしても,ロメールは男心のせつなく弱い部分を突いてくる. [review] (Passing Pleasures)[投票(4)]
★5タイトルで判る通り殆ど室内でしかも夜の場面。全編、優しく美しい光に溢れていて、また会話がちょっと滑稽で、同時に何だかドキドキさせてくれる。アルメンドロスの才能は『クレールの膝』のカラーの方が顕著に判るかも知れないが、私はこの白黒撮影の方が好きだ。 (ゑぎ)[投票(1)]
★5とにかくストーリーがすごく面白かった。 (kaki)[投票]
★4皮肉をちょっと盛った味のある会話劇。フランス人って、ホントこんなに負けを認めない人種なのだろうか?(笑) [review] (くたー)[投票(3)]
★4据え膳食わない理屈を開陳しつつもやっぱ食いたいの本音がダダ漏れする真面目くさったトランティニャンロメールの現し身であろう。寝室の長丁場から雪夜の僥倖そして落胆と一気に転がる展開。その先には私小説世界から脱却した地平が広がっている。 (けにろん)[投票(1)]
★4パスカルやレーニンを語りながら、女性の色香を発散させる女のいる不思議。美しい女が議論の相手になるのは一風変わった趣きがあるが、それは愛の行為に結びつく要素ではないからなあ…どちらかと言えばアレゴリカルな物語として、一歩引いて観るお話。 (水那岐)[投票(1)]
★4会話のテンポが悉く良い。特に際立っているのはトランティニャンファビアンヴィテーズの三者が一つの部屋で話す場面。ロメールの編集リズムの見事さ。ラストもぐっとくる。 (赤い戦車)[投票]
★3「女」の心理を見つめる、傍観者としての「男」の心理を照射したロメール節がSO-SOな作品 [review] (junojuna)[投票(1)]
★3些細な内容ながら敏感さと思考の深さを感じさせるやり取りの数々。しかも非常に分かりやすい。デカい感銘はないが覚えのある感情や共感に出くわすと「こういうことを言う(撮る)人もいてくれたんだ」と嬉しくなる。★3.5 (ドド)[投票(1)]
Ratings
5点6人******
4点9人*********
3点7人*******
2点0人
1点0人
22人平均 ★4.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
撮影監督ネストール・アルメンドロス (ルッコラ)[投票(16)]
Links
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