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満月の夜 (1984/)

Les Nuits De La Pleine Lune

監督エリック・ロメール
脚本エリック・ロメール
撮影レナート・ベルタ / ジャン・ポール・トレイユ / ジル・アルノー
出演パスカル・オジエ / ファブリス・ルキーニ / チェッキー・カリョ / クリスチャン・ヴァディム
あらすじルイーズ(パスカル・オジェ)は恋人のレミ(チェッキー・カリョ)とパリ郊外の家で暮らしていた。しかし地味で堅実なレミには派手で遊び好きなルイーズの生活は腹立たしいばかり。ダンスパーティーに行っても機嫌を損ねて先に帰る始末。堅苦しいレミから離れて少し羽を伸ばしたいと、ルイーズは人に貸していたパリの部屋を自分で使うことにする。 (熱田海之)[投票]
Comments
全15 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5倦怠期を迎えたカップルの間に起こりうる事を、ここまで退屈と洗練の狭間に同居させ、スタイリッシュに描けたのはロメールだからこそと言える。リアルを的確に描きつつ、フィクションを成立させて見る者の生活に新しい価値観を提案していく彼の持つ「目」は素晴らしい。 (ジャイアント白田)[投票(1)]
★4分析的だけれど理屈っぽくない、皮肉っぽいけど意地悪にならない。どこかにやさしさも漂う。ナチュラルな照明と、比較的長めのキャメラ回しと、クローズアップ撮影の節約と、俳優さんたちの仰々しさのない演技が、この映画作りのポイントとなっている。 (ジェリー)[投票(1)]
★4パスカル・オジェが自由奔放というかちょっと困った女ではあるのだが、そのフォトジェニックな美しさは素晴らしい。夜道をバイクで疾走するショットにグッとくる。 (太陽と戦慄)[投票]
★4身勝手なクソ女と底浅の凡夫どものグダグダ芝居ではあるが、見果てぬ欲望の果てに虚無しか無いことに気づく満月の夜以降、依るべなき生き地獄に叩き落とすロメールの非情。断罪とも言える突き放しは『酒とバラの日々』のリフレインとも思えた。 (けにろん)[投票]
★4レナート・ベルタのどこか怜悧に切り取られたようなカメラ、だからパスカル・オジェのどこか茫洋としたキャラとの相性がいいのだ。 (まご)[投票]
★4レミの立場だったら絶対いやだけど,オクターヴなら気が楽だろうな.こんなグズグズの友達関係が実はちょっとうらやましかったりする.で,できることならもう少し踏み込みたい. (Passing Pleasures)[投票]
★3ロメールにしては表面的な男女の振り子関係に教訓めいた妙味が薄くSO-SO [review] (junojuna)[投票(1)]
★3人は、他人の都合の悪い所を見ずに済ませる事で幸福になり、都合の悪い事が見えない所で起こるせいで不幸になる。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★3このパスカル・オジェを好きになることは私には難しい。だがルイーズというキャラクタ、ひいてはこの映画がオジェなしに成立しないことは明白だ。ここでもロメールの配役術は恐ろしく的確。ファブリス・ルキーニはいつもながらいい顔だ。最終カットは第一カットの反復。捻れた円環として映画を締める抜かりのなさよ。 (3819695)[投票]
★3あーっもう!!全員ウザイ!!って人たちばかり。 (あちこ)[投票]
★3くそ真面目な男は焼きもち焼きだから、ルイーズ(パスカル・オジェ)のような女は困るのですよ。満月の夜は眠れない? (熱田海之)[投票]
★3ロメールの映画が、何でおしゃれなブランドのように女の子にもてはやされるか、よくわかったような気がした。でも、もうちょっと瑞々しいロメールの方が好きだなぁ・・・。 (くたー)[投票]
★3ルイーズの家がかっこいい。 (kaki)[投票]
★2ありがちな男女関係を丁寧に描いてはいるが、ステレオタイプだ。 女性陣に比べて男たちが全く冴えないし魅力がない。 (埴猪口)[投票]
★2だめだ合わない。いらいらする。 (24)[投票]
Ratings
5点2人**
4点16人****************
3点16人****************
2点4人****
1点0人
38人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

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