★5 | 良く言えば観念的悪く言えばままごと的な演技のガルボと、ナチュラルで肉感的な演技のクロフォードの競演が、不思議な媒介力によって水と油にならないどころか、主要出演者全員が主役ともいうべきこの群像映画が放つ光彩の中でもとりわけ輝かしい光にすらなっている。 [review] (ジェリー) | [投票(2)] |
★5 | 二大女優の競演というよりも、ジョン・バリモアの風格ある演技とウォーレス・ビアリーの粗野な存在感が、この映画を支えていると感じた。 (luckyme) | [投票(2)] |
★5 | 長回しの人物点描と 怒涛の各組退場が映画の両端で呼応する。苦境でも善性を捨てない男爵は鬱のプリマドンナに恋の特効薬を注入して退場。満を持してのガルボ大輪の開花がオーラを放ち出色。俗人・小物担当のクロフォードも良く始祖は伊達じゃない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 会ったばかりの女(速記者)のケツをさりげなく触っているバロンがステキ。 (黒魔羅) | [投票(3)] |
★4 | これは映画のお手本と云うべき見事さだ。何と云ってもこの突き放しは狂気的に凄い。矢張り映画の一つの形式名として名前が残っているだけのことはある素晴らしさ。ただし、その多くは役者達とウィリアム・H・ダニエルズとセドリック・ギボンズの功績に思え、グールディングの演出は印象に残らない。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | ガルボとディズニーの関係。 [review] (稀) | [投票(2)] |
★4 | 仲の悪いガルボとクロフォードが決して会わないように計算されている演出が芸術的。オールスター映画の元祖でもあるのかな。 (AONI) | [投票(2)] |
★4 | 主演女優たちの単なるワガママが発端だったにも関わらず、それを逆手にとって素晴らしいスタイルを作りあげたというのが凄い。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★4 | ラストの‘ぶった斬り’に唖然。他に、音楽が良くない。画を支えるback musicではなく、独立した歌曲だ。役者では、役に成り切ったクロフォードを推す。黒子の博士は、出番が少な過ぎる?‘人生の最期にに背広を新調する’という場面があるが、いいと思う。 (KEI) | [投票] |
★4 | 電話なり通信している道具が小道具として機能してるのかわからない。
ホテルでの劇という設定故、開放感のある画面がなく、
あるとしても高いとこから下を見る画面がある程度。
影の画面が多い印象。 (モノリス砥石) | [投票] |
★4 | 本作は後に日本では宝塚でも芝居となり、宝塚らしからぬ退廃的なステージが話題を呼んだとのこと。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 偉大な表現形式の発明を、比較的簡単にオリジナルで味わえるようにしたメディアの発達は、21世紀の特筆すべき成果だと思います。 (カレルレン) | [投票] |
★3 | アリとキリギリス [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★3 | 何て言うのかなあ、このホテルには床ばっかりあって天井がない。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | この作品を見るきっかけとなったのは実は『アパートの鍵貸します』。ガルボ?ジョーン・クロフォード?誰それ?状態。しかもバリバリのコメディ映画だと思っていたのだからビリー・ワイルダーのせいだ!
[review] (TO−Y) | [投票(1)] |
★3 | 経営が立ち行かぬ社長のヤケは貧乏タイピストの上昇志向と呼応する。帳簿係りは命と引き換えに札びらを切り、文無しの男爵との恋に目覚めた自信喪失ダンサーは、再び興行商品に成り下がる。30年代の恐慌下、高級ホテルで交錯する喧騒は不況にあえぐ時代の気分。
(ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | ひどい字幕だ。67/100 (たろ) | [投票] |
★3 | ジョーン・クロフォードがよかったなあ。なんとも暗い映画でしたけど、そういう時代の気分だったんでしょうねえ。その複雑さの象徴が彼女。 (動物園のクマ) | [投票] |
★3 | 人生、カネ、愛、目的を持ち、知らぬ同士が
集まる場所=ホテルという位置づけ。ストーリーがいまひとつ。 [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票] |
★3 | こんなこと言ってはいけないのかもしれないが、ライオネル・バリモアのサラリーマンかなりうざい。あと例えば『大空港』みたいに登場人物をもっと増やしてほしかった。 (24) | [投票] |
★2 | ホテルの空間表現は素晴らしいし、冒頭のフロントにて登場人物が交錯するあたりまでの手管は見事だったけど、以降、場面場面でのダイアログがあまりにつまらなくて退屈。ジョーン・クロフォードは眺めているだけで楽しいのだが。 (緑雨) | [投票] |