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人間の約束 (1986/)

[Drama]
製作谷島茂之 / 斎藤安代
監督吉田喜重
脚本吉田喜重
原作佐江衆一
撮影山崎善弘
音楽細野晴臣
出演三國連太郎 / 村瀬幸子 / 河原崎長一郎 / 杉本哲太 / 武田久美子 / 佐藤オリエ / 若山富三郎 / 佐藤浩市 / 米倉斉加年 / 高橋長英 / 結城美栄子 / 田島令子
あらすじある朝の森本家。痴呆の老母タツが死亡していた。警察の調べでその死には不審な点が見られ、案の定その日の夕方に夫の亮作が首を絞めたと自首してきた。しかしその亮作にも痴呆症状が出ており、警察は戸惑うのだった。亮作の息子・依志男とその妻・律子、彼らの間にいったい何があったのか。三世代が同居する家庭を舞台に夫婦愛、親子の絆を問う。(カラー/124分) (ガリガリ博士)[投票]
Comments
全10 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5人間が約束し得る事と、人間に約束されたもの。人間の尊厳と、人間の宿命。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★5死は普遍のもので、それを表現できた作品は後々まで支持されるだろう。笑いや娯楽性は時代とともに移り変わるが、悲しみや苦しみというものはいつの時代も普遍である。 (あとのせサクサク)[投票]
★412年振りくらいに再見。原作物だからか、吉田喜重にしては珍しく大衆的というか、分かりやすい。昔見た時も面白かったが、久しぶりに見たら画面構成、構図、照明、音楽の使い方など、どれを取っても隅々まで計算され尽くされてて、吉田喜重にとっては13年振りの劇映画とは思えない完成度の高さで感服せざるを得ない。['08.6.28シネマヴェーラ渋谷] [review] (直人)[投票(2)]
★4老人性痴呆症の問題を真正面から取り上げた作品。目を背けたくなるような描写もあるが、語り口はあくまでも静謐。細野晴臣の音楽も素晴らしい。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★4決して安易な社会批判やミステリーに終わらせることなく、どこをどう切っても「映画です」という画面の連鎖に唸る。観ようによっちゃあ、吉田喜重による小津への返答ともとれますな。それらしい構図も川辺で1ショット有った。「水」「鏡」を主要モチーフとした、紛れもない映画作家による傑作。 (赤い戦車)[投票]
★4あの年になって母の裸体を見ることになるその心境は如何に。あの家庭が不幸だった一つの原因としていいとしした息子(たぶんボンクラ学生か無職)が非協力的だったこと。 (ガリガリ博士)[投票]
★3本当にボケたら老人力とか言ってる場合でないのだ [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★3心情的、或いは人情的ウェットが避けられない究極のホームドラマとでも言うべきテーマにおいて、吉田喜重独特の硬質感がいかなる冴えを見せるのかと期待するも、一歩踏み込んだリアル演出が全ての命取りとなり、ありきたりの問題作におさまった。 (ぽんしゅう)[投票]
★3この時、本当は三國連太郎いくつだったんだろう? [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★2吉田監督の力は遺憾なく発揮されていますが、逆にそのリアリティのお陰できつさしか感じられません。 [review] (甘崎庵)[投票]
Ratings
5点3人***
4点9人*********
3点7人*******
2点1人*
1点1人*
21人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
埋もれるな (バーボンボンバー)[投票(5)]「藝術祭」受賞作一覧 (寒山拾得)[投票(4)]
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