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台風クラブ (1984/)

[Drama]
製作宮坂進
監督相米慎二
脚本加藤祐司
撮影伊藤昭裕
美術池谷仙克
音楽三枝成章
出演三上裕一 / 松永敏之 / 工藤夕貴 / 大西結花 / 三浦友和 / 寺田農 / 小林かおり / 石井富子 / 尾美としのり / きたむらあきこ / 鶴見辰吾 / 伊達三郎 / 佐藤允
あらすじ東京近郊の市立中学校。明(松永敏行)が夜にプールで泳いでると女子生徒たちがやって来て、からかわれた明は溺れるが、ジョギングしていた野球部の恭一(三上祐一)と健(紅林茂)が助けた。翌日、数学の梅宮(三浦友和)の授業中に中年夫婦が入ってきて娘と同棲してる梅宮を詰る。潔癖な女生徒の何人かは授業ボイコットの相談をする。そして台風が接近する土曜日。恭一のガールフレンドの理恵(工藤夕貴)は寝坊して登校せず原宿を彷徨う。梅宮を難詰するため放課後残った美智子(大西結花)は置いてけぼりを喰う。健がやって来て美智子を追い回す。雨と風はますます激しさを増していく…。85年東京国際映画祭ヤングシネマ大賞受賞。 (けにろん)[投票(1)]
Comments
全72 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5非日常の世界で皆踊る。。非日常から日常へと着地した女の子と着地しなかった男の子。 [review] (蒼井ゆう21)[投票(16)]
★5大人は子供達の不安と不満を混同する。彼らは、本当は不満など持たない。あるのは不安。だが、それを示すすべも持たない。なぜ、私達はそんな事も忘れてしまうのだろう。 (ぽんしゅう)[投票(11)]
★5見るアホウから踊るアホウへの跳躍=「あっち側」へのジャンプ。体育館における「踊るアホウと見るアホウの葛藤劇」はMY映画人生5本の指に入るフェイバリット・ショット。 [review] (crossage)[投票(6)]
★5何回見ても新鮮 [review] (Tooshi)[投票(4)]
★4ほんの4日間の狂熱。暴風雨とともにやってきた、突発的な思春期の台風。世界は4つの要素でできているから、少年と少女はそれをせいいっぱい享受するしかないのだ。 [review] (tredair)[投票(12)]
★4日常はアッチ側と隣り合わせ。だから、今は踊れ踊れ。 (ボイス母)[投票(9)]
★4観たときが同じ時期だったので、中学生の持つ不安を長回し撮影によって描いたこの映画に共感を覚えました。今から思うとあの台風は大人に一歩近付く為の通過儀礼だったのかなとも思えます。男女間の微妙な違いが独特の余韻を残し、性というものを考えさせられた時期でもありました。 (モモ★ラッチ)[投票(5)]
★4バービーボーイズの曲名そのままに暗闇ダンスが炸裂するオープニング、日本人でもこんなデタラメで躍動感のあるダンスができる(撮れる)のだという嬉しい驚き。誰もいない学校で大西結花が追いかけられるシーンには他ではなかなか見られない特殊なエロティシズムがある。 [review] (3819695)[投票(4)]
★4登場人物たちの突飛な行動が「意味」や「理由付け」をことごとく破壊してゆく素晴らしさ。相米慎二の破綻した映画作りは実にスリリング。 (太陽と戦慄)[投票(3)]
★4洋画に明け暮れていた頃にこの作品を観て邦画も捨てたもんじゃないなと思った。思春期の多感な渦巻く感情&台風をリンクさせた疾走する崩壊感。ラストまでためらう事無く描ききった監督に確かなセンスを感じた。 [review] (TOBBY)[投票(2)]
★4表現を顔貌に頼れないなら行動の人になる他ない。多動の人々が一定の空間に追い込まれ、机を組み合わせる落ちゲーに勤しみ、感情の物体化を試みる。現実化さるべき彼岸は土曜半ドンのノスタルジーという台風明けの霊界だ。 (disjunctive)[投票(1)]
★3ひねくれてるけど、まっすぐな映画。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3公開時大きな期待を持って見たが、期待が大き過ぎたのか、相米演出の中では失敗作だ、という印象を持っている。『雪の断章』の方がずっと豊かだと思う。巻頭の、夜のプール・サイドのシーンの疾走感が持続しなきゃダメだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3相米慎二監督の映画は何故か自慰を見せつけられているような気恥ずかしさを覚える。一時期長廻しが評判になったが、実際そこには不要なものまで大量に詰め込まれている。他の監督はそこまで耐えられずにカットするわけだ。カットそのものもテクニックのひとつ。 (tkcrows)[投票(1)]
★3抑圧された中学生の頃見て、「もうちょっと自由に生きられるかも」と思った。尾崎豊みたいだけど(笑) (peaceful*evening)[投票(1)]
★3子供のころの乱暴さをある程度表現出来てるけどATGっぽさもあるな。 [review] (t3b)[投票]
★3「中二病」というものを最も的確に描いた作品、という気がする。個人的には冒頭のダンスシーンが気に入った。 (赤い戦車)[投票]
★3「ただいま」「おかえり」ってミスチルの「彩り」って曲の元ネタ? (TOMIMORI)[投票]
★3こういう経験を持つっていうのは稀有なことで、生徒生活のなかで大人への不満の炎をつのらせている子供にしか実感できないんだろうな、とは、極めてマジメで詰まらない子供だった中年の繰言。オトナになってからやっても、そこに青臭い輝きはないのだな。 [review] (水那岐)[投票]
★2四半世紀ぶりに再鑑賞して、少しは相米嫌いを克服して「今なら分かる!」と書きたかったのだが、かえって評価下げる。むしろ年齢を経て、嫌いな理由がハッキリ分かった気がする。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★2陰気な中学生たちばっか。思い出しもしない15年後の俺。 (くっきん)[投票(1)]
★2大林宣彦っぽい匂いがするのは、ことあるごとに出てくる少女達の下着姿や、尾美としのり佐藤允が出てるからだろうか?所々笑えるが、たまにブラック・ユーモアがキツ過ぎてホラーかと思うし、これって要するに不条理劇なの?どこまで本気なのか分からないから、見る方も困る。['07.4.30シネマアートン下北沢] [review] (直人)[投票]
★1この時代のこういう日本映画が苦手だって、また確信してしまった。 (あちこ)[投票(1)]
Ratings
5点38人*******************
4点80人****************************************
3点84人******************************************
2点26人*************
1点5人**.
233人平均 ★3.5(* = 2)

[この映画が好きな人]

POV
走る映画 (スパルタのキツネ)[投票(17)]君はデレカンを見たか! (ぽんしゅう)[投票(14)]
ATG映画の奥は深いぞ (町田)[投票(14)]新・キネ旬ベスト10・最多ランクイン監督は誰だ!  (ぽんしゅう)[投票(11)]
殿堂と遺産 2010/06 (けにろん)[投票(10)]偶然?同じ邦題(タイトル)になった映画たち (いくけん)[投票(9)]
キッズ・ムービー万歳!〜各国の名子役たち (直人)[投票(7)]あぁ!青春(友情)は素晴らしい! (TOBBY)[投票(7)]
強引な男・相米慎二の仕事 (ぽんしゅう)[投票(7)]憂鬱と疎外の青春ムービー (tacsas)[投票(7)]
わたしの愛した丸顔女優たち (寒山拾得)[投票(6)]時代の痕跡ーATG公開作品(80・90年代篇) (ぽんしゅう)[投票(6)]
さらば青春/されど青春 ()[投票(6)]世界観に癒(いや)されて (いくけん)[投票(5)]
あっ!はえてきた・・・ (ぽんしゅう)[投票(5)]年代別ベストの不思議 (けにろん)[投票(4)]
シネマスケープ学園高等科 部活紹介! (死ぬまでシネマ)[投票(2)]脚本が素晴らしい (TOBBY)[投票(2)]
美しき10代 ()[投票(2)]決定版! 夏休み映画傑作選 [by死ぬシネ] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
〜風〜 (chilidog)[投票]5点映画 (abebe)[投票]
日常の板一枚下には地獄がある (ボイス母)[投票]にっぽんの映画 (abebe)[投票]
悟り (達也)[投票]
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