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月山 (1979/日)
| 製作 | 佐藤正之 / 太田六敏 / 村野鐵太郎 |
| 監督 | 村野鐵太郎 |
| 脚本 | 高山由紀子 |
| 原作 | 森敦 |
| 撮影 | 高間賢治 |
| 音楽 | 松村禎三 |
| 出演 | 滝田祐介 / 河原崎次郎 / 友里千賀子 / 井川比佐志 / 片桐夕子 / 菅井きん / 北林谷栄 |
| あらすじ | 大学をやめ工事現場で働いては放浪の生活を続ける明（河原崎次郎）は、死と再生の聖なる山として崇めらる出羽の月山で一冬を過ごしてみるつもりだった。 麓の鶴岡の住職に紹介されて訪れた人里離れた月山の古寺には住職がおらず、太助（滝田裕介）という老寺番が一人いるだけであった。村人たちも、よそ者に心を閉ざしたようにみな寡黙だが、ただひとり文子（友里千賀子）という娘だけが溌剌と明を迎えてくれた。やがて降り出した雪は、あっと言う間に山や村を覆い尽くし、下界との行き来を断たれた長く静かな冬篭りの時間が始まった。森敦の芥川賞受賞作の映画化。（103分/カラー） (ぽんしゅう) | [投票] |
| しょせん外来である仏教信仰を呑み込み、営々と生活者の中に活き続ける自然信仰。その存在が、人間の知恵や存在を圧倒する「雪」の力と美しさの中で、村人たちによって徐々に明らかにされ、そこに人間の営為いの根源が垣間見えるさまがミステリアスでさえある。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
| 極めて静謐な映画。ひたすら雪のイメージが印象に残る。美しい雪の定着は、名手・高間賢治らしい素晴らしさだ。（高間賢治の撮監デビュー作だ！） [review] (ゑぎ) | [投票] | |
| 雪、超自然、ただひたすら合掌、その中で人間の営みとはそもそも何なんだろう、という映画でしたね。 (セント) | [投票] | |
| 山のひと冬の描写とともに、放浪者と寺男の出会いなどがしみじみ描かれるが、これだけなら本作を『月山』と呼ぶ意味があるのか疑問。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
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