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津軽じょんがら節 (1973/)

製作島田昭彦 / 多賀祥介
監督斎藤耕一
脚本斎藤耕一 / 中島丈博
撮影坂本典隆
音楽白川軍八郎 / 高橋竹山
出演江波杏子 / 織田あきら / 中川三穂子 / 寺田農 / 戸田春子 / 西村晃
あらすじ東京で水商売をしていたイサ子(江波杏子)は敵対組織の幹部を刺して逃亡中の愛人のやくざ、徹(織田あきら)を伴って故郷の津軽に戻って来た。単調な日々に苛つく徹だったが地元の盲目少女や不良若者たちとの心の交流を見出していく。一方でサキ子は「ふるさと」であった筈の津軽から受け入れられない…。映像派監督斉藤耕一が土俗的なるものと都会的なるものの邂逅を映像美の中に描いて1973年の日本映画各賞を総なめした話題作。 (けにろん)[投票]
Comments
全12 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5女は真紅、男は黒。ふたりが立ちつくす無彩色の浜。轟音をとどろかせる荒波。叩きつける津軽三味線。斎藤真一の不気味な絵までもが美しい。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4津軽三味線と荒波が煽りに煽る強烈な演出に体が震えた。 [review] (TOMIMORI)[投票(3)]
★4永遠への脱出者たちに贈る 〜Zongra Remains The Same. [review] (町田)[投票(2)]
★4冬を迎えようとする東北の仄暗い空気を捉えたフィルム。男と女、得る者と失う者を丁寧に描いた良質な映画。 (マッツァ)[投票(2)]
★4寂しく物憂げな東北という地に、じょんがら節の昂ぶりは必然を感じさせる音律で、あまりにも激しく哀しい。 [review] (づん)[投票(1)]
★4プロットがしっかりしているので、ラストまでぐいぐい引きつけられます。単に暗い映画だけでもなかった。 (かふ)[投票(1)]
★3絵はすごくいいです、確かに。でも主演2人に「ニオイ」が無い・・・。 (worianne)[投票(1)]
★3リズム感の無さは計算とは思えない監督なんだけど、それが一種独特の素人くさい驚きになるから不思議だ。 (動物園のクマ)[投票]
★3もう35年前、たった35年前。その風景。 [review] ()[投票]
★3当時31歳の江波杏子がまだダミ声じゃないし、赤を基調とした衣装がカワイイが、顔は昔から怖い(笑)しかし、津軽弁も凄く似合ってるし、終盤の情念の表現などさすが。織田あきらはダイコンだが、西村晃寺田農は好演。荒々しい日本海や、時折挿入される絵、オープニングとラストのシーンなど不思議な味わいで印象的だが、ストーリー的にはさして面白みを感じない。['05.6.25DVD] (直人)[投票]
★3後に『祭りの準備』で熟成される中島の都市と対置する地方論が、現代やくざの土俗との邂逅という虚構の中で未だ生硬。ルルーシュかぶれの都会派映像主義者斉藤の思い込み映像は、それでもアンビバレントな虚仮の一心とも言うべき迫力はある。 (けにろん)[投票]
★1恥ずかしい限りの流れの悪さ。フランス映画あたりに模範を求めたと思われる、望遠レンズの鼻につく遠近圧縮の画作り。なにもかも台無しにした織田あきらの演技。ローキーどころではない真っ黒な画面。映画としてのどん詰まりの極北の一つ。 (ジェリー)[投票]
Ratings
5点3人***
4点11人***********
3点7人*******
2点2人**
1点2人**
25人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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