★5 | 映像そのものは凝っていない。ナチュラル。権力からモノ扱いされた人間からの痛烈な憤りをラストの娼婦たちの墓の位置でメッセージした。名作。 (セント) | [投票(3)] |
★5 | 田中絹代、日本の失われた菩薩像。 (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(2)] |
★4 | 不覚にも泣いてしまった。 [review] (ぱーこ) | [投票(9)] |
★4 | 断罪<贖罪。 [review] (町田) | [投票(9)] |
★4 | 田中絹代と高橋洋子の輝き。あばら屋に新しく敷かれたゴザの上で飛び跳ね、幼女のように頬ずりする老女の輝き。娼婦ではなく、女として自分を選んだ男との一夜を過ごす少女の輝き。一瞬見えるその女の輝きを、私は美しくかつ高貴だと思う。
(ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★4 | 『ああ、野麦峠』か、これしか選択肢が無かったこの時代…売り飛ばされながらも、母が呉れた着物を大事にする娘の気持ち…昔だったら美談だろうが、現代では物悲しい。 (りかちゅ) | [投票(5)] |
★4 | 勿論田中絹代は素晴らしいのだが、これは高橋洋子あっての映画と言えるのではないか。初めて田中健を招き入れるシーンにおける、純朴さと色香! [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★4 | 独居老人の孤独を描いて寂しく、ここだけで普遍に届いている。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★4 | 知らないということは、恐ろしいこと。だから、例え情報量が沢山
あっても、少しずつでも、知らなくてはならない。この映画は『ゆきゆきて 神軍』同様の戦争の裏歴史。 [review] (Linus) | [投票(3)] |
★4 | こういう、汚点として「無かった」ことにされがちな歴史的な事実を記録として残すだけでも大いに意義があると思います。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(2)] |
★4 | 国から見放され、逆に国を見限った女たちがココにいる。同じではないのだ。 [review] (sawa:38) | [投票(2)] |
★4 | 全体としてはそんなに大した作品じゃない。演出は大味だし、キャメラワークも平凡。それでも田中絹代の圧倒的な存在感に+1点です(←これが一番言いたい)。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu) | [投票(1)] |
★4 | 栗原小巻じゃま!他はとっても良いからなおむかつく。編集し直して短縮版を作ったら良いかも。 (入江たか男) | [投票(1)] |
★3 | 昔、ビデオで見た時は寝たが、7年振りくらいに見たら意外に良く出来た作品でビックリ。でも、時代のせいか、熊井啓の演出のせいか、役者の演技が皆クサい。['08.8.20新文芸坐]
[review] (直人) | [投票(3)] |
★3 | 女の生きざま映画。思っていたよりドラマティック演出。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★3 | 田中絹代の圧倒的な存在感。事実自体が十分ドラマチックなので、もうちょっと冷徹な演出をして欲しかった。 (くたー) | [投票(2)] |
★3 | リアリズムな田中絹代の現代のシーンと旧態としたスタジオドラマの過去ボルネオのシーンにギャップあり過ぎ。見た目以上に高橋洋子の本質が違うのだから連関を印象付ける演出は不可欠だった。栗原小巻が全くの不要牌だったことも強度を弱める。 (けにろん) | [投票(2)] |
★3 | 老婆の役づくりのため歯を抜いた田中絹代の女優魂は見事としか言いようがないが、それだけでこの作品を「良し」としてしまうのはどうか。サンダカンのシーンは高橋洋子の頑張り以外全く見るところがないように思うのだが。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★3 | 田中絹代、登場シーンではこれが往年の名女優だとは気付かないほどの身の窶しっぷり。 [review] (リーダー) | [投票(1)] |
★3 | 高校の頃、友人10人くらいで大挙して観に行った。無料チケットがあったからだが、観終わると皆しんみりして映画館から出て来たものだ。盛り上がらんわなぁ。そういう映画じゃないんだもん。 (丹下左膳) | [投票(1)] |
★2 | 田中絹代、高橋洋子の熱演なくしては、まとまりもなければ何を訴えたいかも散漫にしか伝わらないルポと創作のキメラ作品と堕していたろう。熊井啓という監督は、ことこの作品においては無能と呼んでいいし、原作への侮辱だと断言しても構うまい。伊福部昭の音楽を下品なハッタリ節としてしか使えないのも、作品に対する真摯ならざる作り手の意識を如実に示している。 (水那岐) | [投票(4)] |
★1 | 田中絹代さんのこの振る舞いは、もはやお芝居とは呼べないのではないか。大女優にこんなことさせてはいけないと、見ていて悲しい気持ちになりました。 (G31) | [投票] |