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襤褸の旗 (1974/日)
[Drama]
製作 | 木原啓允 / 瀬戸要 / 山崎守邦 |
監督 | 吉村公三郎 |
脚本 | 宮本研 |
撮影 | 宮島義勇 / 関根重行 |
美術 | 戸田重昌 |
音楽 | 岡田和夫 |
出演 | 三國連太郎 / 田村亮 / 西田敏行 / 辻萬長 / 中村敦夫 / 志村喬 / 荒木道子 / 信欣三 / 草野大悟 / 古谷一行 |
あらすじ | 明治33年。足尾銅山から垂れ流される鉱毒により、死の土地と化した渡良瀬川流域の農民は銅山操業停止の請願のため大挙して東京を目指した。栃木県谷中村からも宗八(辻萬長)や血気盛んな治平(西田敏行)ら三千名の抗議団が、官憲の妨害を受けながらも首都を目指していた。一方、東京の帝国議会では地元選出代議士の田中正造(三國連太郎)がこの問題の追及に乗り出し、正造に師事するキリスト教者の和三郎(田村亮)や新聞記者の杉本(和泉敬子)らも農民の支援に動いていた。足尾鉱毒事件の糾弾に半生を捧げた田中正造と、農民、活動家たち数奇な運命を描く社会派問題作。(115分/白黒/ワイド) (ぽんしゅう) | [投票] |
遠点から事件を見据え、誰に加担することなく、三國連太郎の田中正造もある種グロテスクな人物として突き放して描くことで、時代の悲劇を十全に記録している。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
う〜ん…誠意や熱意は伝わるが、焦点がぼやけてて散漫な印象。大風呂敷を広げて演説する代議士役に三國連太郎というのはドハマりで、天皇に直訴するシーンはさすがの迫力だが。田村亮、辻萬長、志村喬、荒木道子、原泉は堅実な演技だが、なんか薄い…。信欣三が出色。['07.2.16新文芸坐] (直人) | [投票] | |
真摯な映画だとは思うのだが三國連太郎の驚異的熱演に目がいってしまい、目指すべき問題提起とメッセージが霞んでいる。正義の味方としての田中正造の苦悩ではなく、生身の農民や活動家の生き様がもっと丁寧に描かれないと身近な説得力は生まれない。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
あの『釣りバカ』コンビは、かつて国家相手に戦っていた! 有名な「天皇直訴事件」後の、あまり知られていない住民運動の哀れな顛末。 キリスト信仰や社会主義思想にすがろうとし、逆に翻弄されてしまう住民達の姿が切ない。 (AONI) | [投票] |
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