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たそがれ酒場 (1955/)

[Drama]
製作栄田清一郎
監督内田吐夢
脚本灘千造
撮影西垣六郎
美術伊藤寿一
音楽芥川也寸志
出演津島恵子 / 野添ひとみ / 小杉勇 / 宇津井健 / 高田稔 / 江川宇礼雄 / 東野英治郎 / 加東大介 / 中村彰 / 丹波哲郎 / 天知茂 / 有馬是馬 / 多々良純 / 江見渉 / 武村新 / 岬洋二
あらすじ市井のどこにでもある‘たそがれ酒場’。開店夕5時前の薄暗い店の中。老人江藤(小野比呂志)のピアノで歌曲「菩提樹」を練習しているのは、若い丸山(宮原卓也)。そこへ常連の梅田(小杉)が来る。一番端の常席にそっと座る。先生と呼ばれ、パチンコで生計を立てているが、昔は有名な画伯だ。店のマネージャー、女給ユキたちが三々五々やって来る。しばらくして、客たちが入って来る・・・。2つの大きな挿話(1つは有名な新日本歌劇団の重鎮が客の中に居て丸山に目を止める、という話。もう1つはやくざの鱒見(宇津井)が大阪へ高飛びするのに恋人ユキを連れて行く、という話)を中心に・・・(もう少し続く) [more] (KEI)[投票(1)]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5傑作。クレジット開けファーストカットは、もしかしたら日本映画史上最高のファーストカットかも、と思わせるぐらい素晴らしいものだ。酒場。テーブル上に置かれた椅子。その横移動撮影。 [review] (ゑぎ)[投票]
★5視点が良い。酒場は確かに、社会の縮図だ。クリスティの‘アクロイド殺し’と同じで、2度目はない。内田のしっかりしたショット、演出、又芥川の力の入ったテーマ曲も褒めたいが、何と言っても脚本。灘千造、23歳のデビュー作。甘さも含め、若さがみなぎっている。 (KEI)[投票]
★4酒場の開店から閉店までの数時間、秀逸なセットと重厚かつ柔軟な撮影で魅せること魅せること。見事な西部劇の換骨奪胎。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4歌がどれほど政治的なものかよく分かる映画。同時に映画がどれほど歌に振り回されるかもよく分かる映画。ついでに政治と言われるものがどれほど身近にあるものかすらよく分かってしまう映画。 (マリオ・フーパー)[投票(1)]
★4舞台となる酒場の造りが面白い。木造の二階。広いフロアに飾り気のないテーブルが無造作に並ぶ。奥の中二階の張り出しにマイクとピアノ。その下あたりに常連客が陣取るカウンター。店の入り口はフロアの中ほどにあり階段をのぼってきた客はいきなりそこから現れる。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★4グランドホテル形式を採った映像は日本映画にしてはモダンで冴え渡り、西洋映画を見ているようであった。新東宝映画というのも貴重で映画素材的にも、俳優の豪華さからももっと評価されるべき映画だと思う。 [review] (セント)[投票]
★3歌声酒場系グランドホテル形式の人情劇。まとまりには欠けるが、画面に情報量が多くて飽きないし、シューベルト、ビゼー、チャイコフスキー、軍歌、歌謡曲、なんでも歌い倒す酒場がとにかく楽しい。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★3ストーリー設定または出演者の風貌からか、どことなく洋画っぽい。ハリウッド名画500円DVDシリーズにラインナップされていそう。「大菩薩峠」や「宮本武蔵」といったイメージが強い内田監督作品としては珍しい部類に入るが、意欲的な作品だとは思う。 (リヤン)[投票]
★3決して悪くはないのだが、群像劇というより「単にいろんな人たちが登場してくるだけ」という印象。脚本がも少し頑張っていたらなかなかの秀作になっていた予感。[Video] (Yasu)[投票]
Ratings
5点2人**
4点8人********
3点4人****
2点0人
1点0人
14人平均 ★3.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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