★5 | 狂騒の20年代を這いずり上がって駆け抜けて落ちた男の生業を描くのに世相のトピックを適宜差し込んで文字通り映画も駆け抜ける。為さぬ恋の終焉を噛み締めて黙って凋落するキャグニーの侠気。腐れ縁で側にいるグラディス・ジョージの存在が又いい。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | ウォルシュ+キャグニーの犯罪映画としては、『白熱』ほどの突出感はないけれど、それでも抜群の娯楽性と同時に経済性も感じさせる作品だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | キャグニーって体が小さくてハンチングがよく似合って、トビー・マグワイアみたいで好き。ちなみにボギーは悪役です。 (alexandre) | [投票] |
★3 | 取り立てて凄い映画だとは思えないが、中盤の国営倉庫襲撃およびラストシーンは撮影・演出・演技が完全に噛み合って傑出している。どちらも空間性を存分に活かした画面設計で、撮影アーネスト・ホーラーと美術マックス・パーカーの仕事が際立つ。ジェームズ・キャグニーは零落後の芝居のほうがずっとよい。 (3819695) | [投票] |
★3 | 悪役とも善人ともつかぬ、衝動に突き動かされていらいらと20年代を駆け抜けた復員兵ジェームズ・キャグニーの演技が素晴らしい。ラストシーンの素晴らしさは特筆に価する。 (ジェリー) | [投票] |