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死の谷 (1949/米)
Colorado Territory
[Western]
製作 | アンソニー・ベイラー |
監督 | ラオール・ウォルシュ |
脚本 | ジョン・ツイスト / エドマンド・H・ノース |
原作 | ジョン・ツイスト / エドマンド・H・ノース |
撮影 | シド・ヒコックス |
音楽 | デヴィッド・バトルフ |
出演 | ジョエル・マックリー / ヴァージニア・メイヨ / ドロシー・マローン / ヘンリー・ハル |
あらすじ | 西部開拓時代のアメリカ・ミズーリ州。仲間の手引きで脱獄に成功した強盗のウェス(ジョエル・マックリー)は、先住民が「死の谷」と呼ぶ谷間の近くにある廃墟へ向かう。仲間と合流し、列車強盗を企てるウェスであったが…道中の駅馬車で知り合った娘ジュリー・アン(ドロシー・マローン)に死んだ婚約者の面影を見たウェスは、この仕事を最後に引退し、彼女と所帯を持つことを考えていた。そんな彼のことをなんとはなしに気にかける仲間の女・コロラド(バージニア・メイヨ)…。やがて計画は実行されるのだが…。ラオール・ウォルシュ監督が自作『ハイ・シェラ』(1941/米)をリメイクした、西部劇の隠れた名作。(本篇94分) (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(1)] |
バザンはウォルシュらの西部劇を、従来の西部劇と比較して新しい要素が入っているため「超西部劇」と呼んだが、本作の場合それは犯罪映画的なものだったのではないか。ウエスタンよりも『暗黒街の弾痕』や『俺たちに明日はない』の横に並べた方が似合いそうだ(後者は嫌いだが)。 (赤い戦車) | [投票] | |
面白さでは最強の部類の西部劇。ヘンリー・ハルとドロシー・マローン親娘の存在も大きいが、マローンがヒロインなのかと思わせておいて、結局ヴァージニア・メイヨがかっさらう展開がいい。確かに彼女だけ登場から照明も特別扱いな訳だ。終盤、彼女が映画の感情を一身に背負っていく演出には心震えずにいられない。ラストの簡潔さも最高。 (ゑぎ) | [投票] | |
ジョエル・マックリーの凛々しさ!ドロシー・マローンの初々しい美しさ!そしてバージニア・メイヨの世慣れた女の哀れさ!情感たっぷりに描かれる、リリカルな西部劇の秀作。定石を踏まない非情なストーリー展開が観る者の心をしっかりつかむ。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票] | |
型にはまった西部劇で退屈至極。ドロシー・マローンの途中退場に失望、後は機関車の美術が面白いぐらい。何ですかこれ。傑作『ハイ・シェラ』と似て非なる凡作。 (寒山拾得) | [投票] |
Ratings
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計 | 10人 | 平均 | (* = 1)
POV
リメイクはオリジナルを超えたか? (犬) | [投票(8)] |
Links
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