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汚れた女〈けがれたマリア〉 (1998/日)

製作	衣川仲人 / 福原彰
監督	瀬々敬久
脚本	瀬々敬久 / 井土紀州
撮影	鈴木一博
音楽	安川午朗
出演	吉野晶 / 諏訪太朗 / 工藤翔子 / 佐野和宏 / 川瀬陽太 / 伊藤猛 / 小林節彦

あらすじ

美容院で事務のパートをする文子（吉野晶）。普段は冴えない何処にでもいる子持ちの主婦だが、彼女が一転妖艶な女へと変身する時があった。それは若い美容師井沢（川瀬陽太）に肉体関係をせまる時だ。文子の求めに応じはするがまったく素っ気ない井沢。きっと井沢が同僚美容師の真由美（工藤翔子）とも関係しているからに違いない。そう文子は確信するのだった。しかし、真由美の本当の不倫相手は美容院オーナーの渡辺（佐野和宏）で、夫のタクシー運転手雪男（諏訪太郎）が夜勤の間に密会を重ねていた。94年の「福岡美容師バラバラ殺人事件」を題材に、瀬々敬久・井土紀州コンビが脚色映画化。(79分/カラー/ワイド) (ぽんしゅう)

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★4	閉塞と裏切りにやつれた90年代の敗者の奇妙な道行は、どこまで行っても真っ白な風景から抜け出すことなど叶わない。吉野晶を前にして、諏訪太郎が衝動とためらいに揺れながら事に及ぶ濡れ場の長廻しは『四畳半襖の裏張り』のそれに匹敵する名シーンだ。 (ぽんしゅう)	[投票]
★3	昨今巷をにぎわせる陰惨な犯罪、 その当事者達の心象セカイ。 (鷂)	[投票]

5点	0人
4点	1人	*
3点	2人	**
2点	1人	*
1点	0人
計	4人	平均 ★3.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

日本実録犯罪映画 (町田)	[投票(23)]	マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)	[投票(17)]
ピンク映画 (町田)	[投票]

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