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無防備都市 (1945/)

Roma, città aperta
Open City

[Drama/War]
監督ロベルト・ロッセリーニ
脚本セルジオ・アミディ / フェデリコ・フェリーニ
撮影ウバルド・アラータ
美術ロサリオ・メーニャ
音楽レンツォ・ロッセリーニ
出演アルド・ファブリーツィ / アンナ・マニャーニ / マルチェロ・パリエーロ / フランチェスコ・グランジャッケ / マリア・ミーキ
あらすじ第2次世界大戦末期、イタリアは連合軍に降服し、今まで同盟国であったドイツに占領された。反ナチ解放戦線の幹部マンフレディ技師をはじめ、沢山の脱走者が潜伏する街にドイツ兵達は追跡の手を緩めません。ある下宿先の未亡人ピナの前にルイジと名乗る男がフランチェスコに会いたいと言って現れました。しかし、皆同じ逃亡中の身で会う事もままなりません。そこで彼は「ピエトロ神父を呼んでもらえないか?」とピナに頼みます。夕方5時以降、一般人は外出禁止。でも、身分のハッキリしている神父様なら・・・。夕方6時、補給を待つ500人以上いる同士の為に軍資金運搬を快く引き受ける神父様は橋の上で合言葉‘花の朝’を口笛で吹き始める。 [more] (かっきー)[投票(1)]
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全33 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5人間の敵は人間。神を主する人々の心が知りたい。戦いを強い遂げる人は銃口を放つ瞬間を正義と愛に置き換える。死に悲しみと喜びが込められる複雑な思いに苦悩。未来を持つ瞳に移るほど切ないものは無い。彼らは身をもった空の存在で生きてはいない。 (かっきー)[投票(2)]
★5国民の団結 [review] (ルミちゃん)[投票(2)]
★5思いの外手に汗握るサスペンスアクションの演出。ブルース・ウィルス並みの活躍をする司祭が主役の印象。ハリウッド映画タイプの映像の原点を垣間見たような。とりたててけれんみがないのに、まったく薄っぺらではなく、さりげなく力のある映像に魅かれる。 [review] (uyo)[投票(1)]
★5出てくる一人一人の表情がもの凄く良いのです。レアリスモ云々ではなく、一個の作品として傑作。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4劇映画である屋内と即物的な屋外。始祖鳥としての元祖ネオリアリスモ。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]
★4愛する者を追いかけるその姿。ブレまくるカメラ。これだけで十分ではないか。86/100 (たろ)[投票(2)]
★4倒れたマリナから毛皮のコートをむしり取るクソ女。てめーが拷問されてろボケ! (黒魔羅)[投票(2)]
★4あまりに劇映画然としていて驚いたものだ。制約の多い状況下で作られた映画とはとても思えない立派な画面と語り。演出には洗練されたケレン味があって、まるで良質のハリウッド映画のよう。たとえば「ドアー」の演出。また、この題材に男女の大したメロドラマまで組み入れてしまうのだから恐れ入る。第一級の娯楽映画。 [review] (3819695)[投票(1)]
★4劇映画とドキュメンタリーの狭間で、辛うじて劇映画の体裁を保っている作品。イタリアン・ネオリアリズモの発端となった作品だが、このジャンルの本当の評価は、この作品以後のもので真に評価されるべし。画面の緊張感、街のざわめき、その迫力は確かに凄いが、監督が、役者が、カメラがと考察できる作品ではないと思う。 (takud-osaka)[投票(1)]
★4こういうことが実際に目の前で起きてしまったら、芸術だとかなんかではなく、それを人に伝えたくなるんだろう、と痛感した。啓蒙的動機の映画を、不純視するのは、平和ボケのわれわれの悪癖かも。もちろん『民族の祭典』も啓蒙的だけど、いまだ、世界は平和じゃないしね。 (エピキュリアン)[投票(1)]
★4マニャーニはじめ、やっぱりイタリア映画は、女あってこそ。あのアパートの女たち!そこを抜くとあまり見るべきところがない。ロッセリーニの第三者的立ち位置は、この映画以降。この作品には微塵もない。 (動物園のクマ)[投票]
★4戦火の傷痕が残る街並みでのロケ撮影というまさに「無防備」な映像に、侵略され自由を奪われたロッセリーニらイタリア映画人の情念が滲む。その思いはパルチザンの抵抗物語の域を脱し、カタチだけの反戦に留まることなく、人間の根源的な邪悪性の告発にまで至る。 (ぽんしゅう)[投票]
★4非常に絶望的な作品です。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★3<ネオ・レアリズモ>とは? [review] ()[投票(2)]
★3作り込んだと思しきドラマトゥルギーはアンナ・マニヤーニのシーンを除くと実は発露にさえ至っていない。解放直後のエモーションとリアルな風景と制約から生じた既存文法の破壊。それらは戦略的に付与されたものではなかったのだと思う。 (けにろん)[投票(2)]
★3マンフレディに対するご婦人のシナの作り様からマリーナの顛末に至るまで攻撃的な母性が充溢するのだが、攻撃性と母性がかみ合わないようにその充溢には不斉がある。 [review] (disjunctive)[投票(1)]
★3残念だが、これはただのフィクションである。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
★3暗黒の物語にニヤリとさせるフライパンの一撃。 (LUNA)[投票(1)]
★3あの有名な花嫁が夫を追うシーン。ほんの数秒のシーンだがまるで「本物の映像」の様。その本物さが胸を打つ。 (ina)[投票]
★3恋人を追う女に弾丸のシーンに画面が一瞬止まった気がした。超有名な映像。さすがです。しかし、内容はちょっと歪んだ見方のレジスタンス映画。ちらちら気になるシーンが多い。意図的というか、あざとい。その視線に減点。この手の映画はもっと広くあるべき。 [review] (セント)[投票]
★1ほめるとこないかも。 (intheair)[投票]
Ratings
5点16人****************
4点40人****************************************
3点33人*********************************
2点6人******
1点1人*
96人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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