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さよなら子供たち (1987/)

Au Revoir, Les Enfants

[Drama]
製作ルイ・マル
監督ルイ・マル
脚本ルイ・マル
撮影レナート・ベルタ
美術ウィリー・オルト
出演ガスパール・マネッス / ラファエル・フェジト / フランシーヌ・ラセット
あらすじ1944年、ドイツ軍占領下のフランス。裕福な家庭の子息が疎開するカトリックの寄宿学校に新しくボネという少年が仲間入りする。ジュリアンは成績優秀だがどこか陰のあるボネに興味を持つが、ある日彼の秘密を知ってしまう。ボネはユダヤ人であり、校長はそれと知り匿っていたのだった。やがて戦禍から遠く離れ、平穏だったこの地にもゲシュタポの足音が聞こえてきた・・・淡々とした演出とあまりにも自然な少年たちの演技が賞賛を集めた本作はルイ・マル監督の自伝的作品で数々の賞を独占した。 (sawa:38)[投票]
Comments
全61 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5ああ、そうだった。チャプリンの映画を、私もジュリアン(ガスパール・マネッス)たちと一緒に観て、笑ったんだっけな。「あの一月の朝を私は忘れないだろう」。私こそ、ジュリアンのつぶらなひとみからあふれる涙を一生忘れないだろう。 [review] (kazby)[投票(14)]
★5喉の奥から膨れ上がってくる濁流のような感情。忘れることはない。 [review] (ムク)[投票(3)]
★5名匠ルイ・マル監督の自伝的要素の濃い忘れがたい作品。描かれた少年達と同世代で作品を体験したので思う所も多くありました。子供達の無邪気な日常に忍び寄る戦争のもたらす残酷さ。目を反らしては行けない過去が、現実が、ここには在ります。 [review] (TOBBY)[投票(3)]
★5客観的で淡々とした演出と青く沈んだ色調が、物語の現実感を色濃くし、ラストを際立たせる。胸を打つ作品。 (ダリア)[投票(1)]
★4無力ゆえの強さ [review] ()[投票(8)]
★4子供たちは恐ろしい。彼等のけんかやいじめには些細な罰しか科されないからだ。しかし、抑制する事を知らない彼等に「狂った歴史」が「大人の社会」を教えていくのか・・・『さようなら神父さま・・』 [review] (sawa:38)[投票(7)]
★4二人の関係がしっかり描かれているからラストは響く。かなり物静かでありながら雄弁な反戦映画。 [review] (24)[投票(6)]
★4演技らしいところが全く感じられない。途中はかったるいとさえ思ったが、あとでジーーンとくる、そういう映画です。 [review] (パッチ)[投票(4)]
★4子どもたちへの、逆に、突き放したような視線。ちっとも「やさしく」撮らないところ、そこがルイ・マルらしいではないか。 (muffler&silencer[消音装置])[投票(4)]
★4淡々と生活を描く。映像は意外と感情に入っていかない。ドキュメンタリータッチ。ルイマルにしては技巧が全くなく、むしろ朴とつな運び。ラストもあっけない。そのままエンド。 [review] (セント)[投票(3)]
★4戦争に腹がたつ、ナチスに胸が悪くなる、普通の人達が大切にしている日常を思うと哀しくなってくる。 [review] (あき♪)[投票(2)]
★4主観的で情緒的な物語が終盤に視線が客体化され、それまで背景にいた大人達が物語の前面に出てくる構成に感銘した。居たたまれない悔悟の念を追慕するに終わらず、怒りと尊厳とを物語に付加し得ているからだ。こういう台詞を言える教師が今いるだろうか…。 (けにろん)[投票(2)]
★4 美しい映画である。そして、... [review] (hk)[投票(2)]
★4Au Revoir Les Enfants.「私は死ぬまであの1944年1月の朝を忘れることはないだろう」ガスパール・マネッスの瞳から溢れる涙。悔恨と哀しみ、怒りに満ちた幕切れ。久々に映画観て泣いてしまった。これはもうルイ・マルの最高傑作でしょう。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4「少年の目線」で描くというスタンスが最初から最後までまったくぶれていない。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★3少年時代,学校とは大きなもので,それが揺らぐことは,怖かっただろうし,虚しかっただろう。 (死ぬまでシネマ)[投票(3)]
★3学校での生活が非常にリアルに描かれていた。テーマは非常に重いが、それを前面に出さずに、少年の友情をさわやかに描いたところがいいのではないかと感じた。 (ことは)[投票(3)]
★3いつもにび色がかって見えるベルタのカメラに3点。ルイ・マルの馬鹿正直さは、救いがたい。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★3撮影は超一流、古典的なカット繋ぎの施されたアンゲロプロスのよう。中盤の林の疾走から岩場に至る件は絶品だ。しかし物話は神父の言動に一貫性が見いだせず、違和感が残る。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3神父が説教で、独軍に加担する仏人を“持てる者”と暗喩し「持てる者は宴を控えるべきだ」と。それに反発して立ち去る人、そして主人公の母(金持ち)は「言い過ぎだ」と言う。作者は何のコメントもしていないが、それは持つ者の論理であり、エゴだと思う。 (KEI)[投票]
★2悪くはない。 [review] (ころ阿弥)[投票(1)]
★2淡々としすぎていて切なさ不足。言い換えれば演出がなってない、と思った。悪い話ではないだけに惜しい。 [review] (IN4MATION)[投票]
Ratings
5点29人**************.
4点91人*********************************************.
3点41人********************.
2点11人*****.
1点1人.
173人平均 ★3.8(* = 2)

[この映画が好きな人]

POV
映画で聴くクラシック (モモ★ラッチ)[投票(27)]第二次大戦と映画 ヨーロッパ編 (町田)[投票(25)]
言霊幸ふ邦題 (ことは)[投票(16)]ヴェネチア国際映画祭作品賞(金獅子賞)受賞リスト (ハイズ)[投票(13)]
次点の歴史 外国映画篇 (ナム太郎)[投票(8)]ただ淡々と暮らすことの美しさ (パッチ)[投票(7)]
タイム誌が選んだ年間ベスト10(80−90年代) (AKINDO)[投票(7)]ジャン・ヴィゴ賞(日本公開されたもの) (tredair)[投票(5)]
ルイ・マル作品 (24)[投票(4)]やっぱり子供でしょ (miw)[投票(4)]
少年時代 (ボイス母)[投票(2)]この監督この一本 (Yasu)[投票(1)]
今年こそは映画初心者を脱出して通を気取るぞぉ〜! (skmt)[投票(1)]役者(演技)が素晴らしい (TOBBY)[投票(1)]
じゅいふ (mau2001)[投票]
Links
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