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極私的エロス・恋歌1974 (1974/)

Extreme Private Eros: Love Song 1974

[Documentary]
製作小林佐智子
監督原一男
撮影原一男
音楽加藤登紀子
出演武田美由紀 / 原一男 / 小林佐智子
あらすじ3年過ごした同棲相手の武田美由紀が、幼い息子を連れて沖縄に行ってしまった。突然の出来事に彼女への思いを清算できないドキュメンタリー作家の原一男はカメラを手に沖縄に向かう。地元の女性と暮らし始めた美由紀は、常に何かに苛立ち不満げで、周りに対して攻撃的な態度を崩そうとしない。そんな美由紀をまえに、原とその新しい恋人で映画製作のパートナーでもある小林佐智子は途方にくれる。そして美由紀は米兵相手の酒場の女たちの私生児を世話をするうちに、自らも黒人兵の子を身ごもり一人で出産する道を選ぶ。ちょうど同じころ小林も原の子を宿すのだった。原一男の名を一躍世に知らしめた伝説のセルフドキュメンタリー。(98分/白黒) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5とことんまで相手に向き合って、何かをつかみたいという感覚は誰にでもあるだろうけども、今時の若い人は特に避けるようになったそれを被写体に行ったこの世代の男の一つの極端さを実感させる作品。 (SUM)[投票(2)]
★5「ハラ君のおんなをめぐる不安な冒険」あるいは「不機嫌なミユキさんのさよなら私」。世間知らずの若い男と世間嫌いの若い女が、撮り撮られることで「足りなさ」を自覚し、命の根源を成す儀式を記録することで「足りなさ」を受け入れる。青春から脱皮する瞬間。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4何でもしてやろう精神の天晴な武田美由紀の癇性や饒舌から原一男の代表作二作が連想される訳で、この私映画をその後方法論的に昇華させたのが伝わってくる、これも天晴だ。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4活動家・武田美由紀のドキュメンタリーではなく原一男自身のまさしく「極私的」なドキュメンタリー。武田さんの出産シーンは過激すぎる・・・おえっ。 (教祖)[投票]
★4こんな映画、俺には撮れない。泣けてきた。感動したとかではなく、言葉にできないものがある。ある意味ショーック!! (ハミルトン)[投票]
★4監督自らかつての愛人を追って沖縄へ。生臭いほど「女」を感じる極私的映画。 ()[投票]
★3赤ん坊がほしい。 ()[投票(1)]
★3これほどまで自らの弱さと映画で向き合うことのできる原一男という作家に興味が湧いた。しかしこんな力強い生き方をする女性がいたというのは、やはり当時という時代のなせるものだろうか。[フィルムセンター] (Yasu)[投票]
★3出産した後の武田さんや、子供たちのなんと美しいことか。監督がすっかり気圧されてしまっているのがわかって、情けなくも微笑ましい。全体的に眠たいけどね。 (_)[投票]
★2良くも悪くも原一男という人間に徹底的につきあわされる。観終わって、「つきあいたくはなかったな」と思う。 [review] (ペンクロフ)[投票(1)]
★2よその家のホームビデオを延々見せられたような感じ。会話が何言ってるのかわからなくてイライラする。 (TOMIMORI)[投票]
Ratings
5点6人******
4点10人**********
3点8人********
2点3人***
1点1人*
28人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
四方田犬彦が選ぶ、「世界映画史の113本」 (バーボンボンバー)[投票(18)]次点の歴史 日本映画篇 (ナム太郎)[投票(7)]
埋もれるな (バーボンボンバー)[投票(5)]
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