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ブリキの太鼓 (1979/ポーランドユーゴスラビア)

Die Blechtrommel
The Tin Drum

[Drama]
製作フランツ・ザイツ
監督フォルカー・シュレンドルフ
脚本フォルカー・シュレンドルフ / フランツ・ザイツ / ジャン・クロード・カリエール
原作ギュンター・グラス
撮影イゴール・ルテル
美術ピョートル・ドゥジンスキー / ゼリコ・セネチッチ
音楽モーリス・ジャール
衣装インゲ・ヘーア / ダグマル・ニーフィント
出演ダーフィト・ベネント / マリオ・アドルフ / アンゲラ・ヴィンクラー
あらすじナチス台頭前夜の1924年ダンツィヒ自由市。カシュバイ人と放火魔の娘アグネス(ビンクラー)と、親ナチ派ドイツ人のマツェラート(アドルフ)の間に待望の男子=オスカル(ベネント)が誕生。オスカルは三歳の誕生日に父からブリキの太鼓をプレゼントされるが、ポーランド人の従兄と不倫を重ねる母などあまりに汚い大人社会を知りそれ以上成長することを拒否、自ら階段から転げ落ちた彼の体は本当に成長を止めてしまう。 ドイツの作家ギュンター・グラスの長編小説を気鋭フォルカー・シュレンドルフが映画化。'79年カンヌ映画祭グランプリ、'80年アカデミー外国語映画賞を獲得。 (町田)[投票]
Comments
全71 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5良かったァ先日鰻を食べる前に観なくて。そのグロテスクさ、異様さに気分が悪くなりそうなシーンばかりなのだが何故か惹かれる。こういう映画を観ると非常に意味が知りたくなるので調べてみた。「拒絶と反抗」を象徴しているオスカル。  [review] (m)[投票(7)]
★5子供の頃、ホラー映画だと思ってました。大人になってから観て良かった。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★5観ててイライラする。全部このガキのせいじゃないか!インパクトのある映像、不快な小太鼓の音。坂本龍一おすすめの一本!こんなのすすめるな! [review] (Cadetsファン改めジンガリーLove)[投票(3)]
★5大人になってから初めて見たのに、「子供の頃見て怖かった映画」をもう一度見ているような感覚。 (dahlia)[投票(3)]
★4時代と人生に対する嘔吐感が満載! (カズ山さん)[投票(6)]
★4大人たちの狂った時代に目をそむけるように成長を止めた少年。ドイツ人のナチス時代に対する自虐史観なのだろうか? [review] (sawa:38)[投票(5)]
★4単に、合体の産物としてしか描かれない赤ん坊達の登場のしかたが哀しい。 彼等が世に出てきたプロセスを知る観客は、その誕生を素直には喜べず、不安で複雑な心境におかれる。 [review] (kazby)[投票(3)]
★4数十年に及ぶ一家の小史物語であるにもかかわらず2時間数十分の間、移ろうのは物理的な歴史時間だけで終始家族としての物語は停滞し続けるということで、主題への映画的アプローチを成功させているアンバランスな魅力にあふれた不思議な映画。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4自ら成長を止めた割に傍観するだけのオスカルは或る意味歯痒く、歴史に翻弄される欧州地方小国家のメタファーだとしたら、この爛れた性関係ばかりを追った展開はかなりに悪意に充ちて自虐的。外連に充ちたナチスの集会と鰻採りも展開に寄与する訳でもない。 (けにろん)[投票(1)]
★4インパクトの強いシーンがたくさんある。 [review] ()[投票(1)]
★4窓割りはAKIRAの元ネタとみた (TOMIMORI)[投票]
★4オスカルはいつも確信犯。彼は天使か悪魔か? (しゅんたろー)[投票]
★4かなり「欲望のあいまいな対象」なんだけど、小人病だから声で物が壊せるって面白いですねっ (guritogura)[投票]
★3大人の世界は醜悪である。しかし子どもで居続けることもまた醜悪である。 [review] (はしぼそがらす)[投票(4)]
★3ちょっと想像と違う映画になっていて驚いた。それは、タマネギ酒場のエピソードが無い、ということに吃驚したのだ。原作で一番インパクトのある挿話がこの映画では描かれていない。なんと云っても素晴らしいのは、オスカルが入団する小人芸人一座のエピソード。この団長の存在感!この図式的な描写の美しさ! [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★3皆適当に優しいけど、この子を親身になって叱らないのね。誰も皆自分の事だけで精一杯だし、自分の家族の事だけで精一杯だし、生きてるだけで精一杯だし… こんな世界で立派な大人になるには相当な勇気と気力が必要だ。 (レディ・スターダスト)[投票(2)]
★3エッフェル塔の真下に立つオスカルが見上げて叫ぶ。「おばあちゃんのスカートの中みたい!」可愛い。しかし顔がホプキンスに生き写し、怖い。 (KADAGIO)[投票(2)]
★3この少年(青年とも言える)の家族に対する所業は、ポーランドを制圧するドイツ軍とのダブルパンチで観る者にジワジワ効いてくる。それはグロテスクというかインモラルというか、混沌とした時代背景を象徴する様な、決して気持ちいいもんではない。しかしある種、作品に風格は感じる。 [review] (クワドラAS)[投票(1)]
★3極右の台頭&人種差別の問題をドイツという「一国家の問題」に局限化するという愚考を撃つべく、さぁもっと太鼓を叩け、我らがオスカルよ! 真の敵はかつて顕在化した「ドイツ帝国」なのではなく、今もなお日常に巣喰う見えない「ファシズム」なのだから。 (若尾好き)[投票(1)]
★2成長する事を否定する少年を主人公にする事で、醜悪で暗いナチスを描いているんだろうが、関わる者をどんどん不幸にしていく無邪気なオスカルが死神に見えてきて嫌な気分になってくる。ストーリー展開も、凄く良くも凄く悪くも無く、なんだか退屈。ダーフィト・ベネントの何かが取り憑いたかのような熱演は、確かに凄いが。['06.6.7DVD] (直人)[投票]
★2少年を通して暗いナチスの時代を描いているのはわかるんだけど前評判が良かったのもあってぜんっぜん面白くなかった作品。大体自分の意思で成長を止めるなんて無理!と思った。 (TO−Y)[投票]
★1素晴らしくも不愉快でもなく、ただ退屈だった。 (これで最後)[投票]
★015年前だったら絶対5をつけているのだが、15年観てない映画をそのまま評価してしまうのは嫌なので、保留。 (は津美)[投票]
Ratings
5点58人*******************.
4点131人*******************************************..
3点91人******************************.
2点25人********.
1点7人**.
312人平均 ★3.7(* = 3)

[この映画が好きな人]

POV
映画で聴くクラシック (モモ★ラッチ)[投票(27)]第二次大戦と映画 ヨーロッパ編 (町田)[投票(25)]
カンヌ国際映画祭最高賞(パルムドール)受賞リスト (ハイズ)[投票(24)]ブッシュ・アメリカ・映画 (新人王赤星)[投票(20)]
映画で俯瞰(ふかん)する世界史・人類史  (いくけん)[投票(17)]村上春樹と映画 (TOMIMORI)[投票(16)]
キネマ旬報増刊 映画史上ベスト200シリーズ掲載作品一覧 (寒山拾得)[投票(10)]アカデミー賞外国語映画賞受賞リスト (ハイズ)[投票(10)]
奇妙な魅力の映画 ()[投票(9)]マボロシの世界〜サーカスのある風景 (町田)[投票(8)]
キネジュン婆の選択-洋画編- (muffler&silencer[消音装置])[投票(7)]ドイツ映画史と映画で観るドイツ史 (町田)[投票(5)]
近代史を学べ! (ペペロンチーノ)[投票(5)]カルト・ムービー集成! (いくけん)[投票(4)]
80年代〜90年代、アート系とか単館系とかミニシアター系とか。 (立秋)[投票(4)]10代の僕 と 30代の私 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(4)]
今後観てみたい作品をチェック中 (skmt)[投票(1)]恐るべき子供たち (あまでうす)[投票(1)]
快不快紙一重 (karasu)[投票]渇いてる (karasu)[投票]
Links
IMDBThe Internet Movie Database
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