達磨はなぜ東へ行ったのか (1989/韓国)
Dharmaga tongjoguro kan kkadalgun
Why Has Bodhi-Dharma Left for the East?
あらすじ | 山奥の禅寺。老僧ヘゴク(イ・パンヨン)に引き取られた孤児のヘジン(ファン・ヘジン)はつがいの小鳥を誤って1匹殺してしまい、残された1匹を飼うことになる。盲目の老母を捨ててきた修行僧キボシ(シン・ウォンソプ)は、その苦悩から荒行に励むのだが、励みすぎて命の危険にさらされる。すんでのところをヘゴクに救われるのだが、ヘゴクは病に伏してしまうのだ…。89年ロカルノ国際映画祭で金豹賞他5部門を制したペ・ヨンギュン第1作。 (けにろん) | [投票] |
★5 | 禅の世界が、修行者の心の状態を映すような、透明で美しい映像を通して描かれているのに感動しました。私が最も好きな映画です。東洋人にはタルコフスキーよりわかり安いと思うんですが・・・ (お珠虫) | [投票(2)] |
★5 | 観る者を選ぶ映画 [review] (kirara) | [投票(1)] |
★4 | 透明感のある美しい映像。丁寧に撮られた背景と音。但しタイトルに惑わされて「何で東に行ったの?」という気持ちで観ると失敗します。達磨の話ではないから。 (nene) | [投票] |
★2 | 形而上的な物言いは嫌いではないのだが一片でもいいから何らかの真実を呈示して欲しいものだ。これみよがしな透明度高過ぎるフィルムは逆説的に物語を貶めている。本質を忘れ絵面に酔う典型的陥穽にはまった薄ぺらい擬似あーとフィルム。達磨は虚しく転んだ。 (けにろん) | [投票] |
5点 | 2人 | ** |
4点 | 3人 | *** |
3点 | 1人 | * |
2点 | 2人 | ** |
1点 | 0人 | |
計 | 8人 | 平均 ★3.6(* = 1) |
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