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ジュリア (1977/)

Julia

[Drama]
製作リチャード・ロス
監督フレッド・ジンネマン
脚本アルヴィン・サージェント
原作リリアン・ヘルマン
撮影ダグラス・スローカム
美術ジーン・キャラハン / カーメン・ディロン / ウィリー・ホルト
音楽ジョルジュ・ドルリュー
衣装アンシア・シルバート
出演ジェーン・フォンダ / ヴァネッサ・レッドグレイヴ / ジェイソン・ロバーズ / マクシミリアン・シェル / ハル・ホルブルック / メリル・ストリープ / ローズマリー・マーフィ / ジョン・グローヴァー
あらすじリリアンとジュリアは少女時代からの無二の親友同志。大人になったリリアン(ジェーン・フォンダ)は劇作家として成功し、一方ジュリア(バネッサ・レッドグレイブ)は反ファシスト運動の闘士となる。そんなある日、リリアンの元にドイツで地下活動をしているジュリアから伝言が届く・・・。(117分) [more] (AONI)[投票]
Comments
全26 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5やはりV・レッドグレーブでしょう。あの列車のスリルの後、革命に賭けた女の生き様をキャビアを食べるシーンで見せた。それはレッドグレーブ自身の人生でもあった。 (セント)[投票(4)]
★5圧迫してくるまわりの世界、意地を張りとおす主人公。これこそフレッド・ジンネマンの真骨頂。絶対無敵頑固者オヤジ!! (ニシザワ)[投票(1)]
★5ジャッカルの日の後にジュリアを撮った。レジスタンスもの とひとくちで言ってはいけないけど、ジンネマンの面目躍如 ()[投票(1)]
★4一口に「親友」と言っても、そのありようは区々。決して単純な「友情」だけではない二人の関係を、一方の女性の一人称で見事に語っているところが素晴らしい。 [review] (緑雨)[投票(6)]
★4ジンネマン演出はむしろオーソドックスに過ぎるが、国境越えの緊張感とレッドグレイヴによる「名作」との称号には納得。が、個人的には本作はやはりロバーズ。固い画面に与えた彼の潤いこそが妙味。夜らしい夜を撮ったスローカムも健闘。 (ナム太郎)[投票(2)]
★4リリアンが、ベルリン行きを決めて国境越えるまでの息詰まるサスペンスのスピードが、ジュリアとの再会でピタリと止まり、そこから映画内時間とリアル時間がシンクロする。この食堂での、まるで「時」を削るような緊張感は、なるほど、あの『真昼の決闘』と同質。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4いい加減には生きられない激しい気性の人々。孤独の高貴、内的対話の豊穣、創造の苦痛と栄光、そして、馴れ合わず独り我が道をゆく者の間にある深い絆。火酒のように澄んでキツい。 ()[投票(2)]
★4どうして何の恥じらいもなくズームを使えるのだろう。どうしてズームを嫌いにならなのだろう。全くもってズーム演出は下品だ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4独特の空気と緊張感、やっぱりジンネマンすごいかも。 (ビビビ)[投票(1)]
★4ヘルマンはミーハーだ。まったく日常とかけ離れた世界にワクワクしている。しかしジュリアはその世界で懸命に闘っているのだ。それに私はチャンドラーの方が好き。 (KADAGIO)[投票(1)]
★4むかしテレビで見たとき奈良岡朋子の吹き替えがすごくはまっていていい感じだった。 (かと〜)[投票(1)]
★4女同士の友情を描いて秀逸。サスペンス映画としても優れている。ふたりの女優も素晴らしいが、ダシール・ハメットを演じるジェーソン・ロバーズが最高。 (丹下左膳)[投票(1)]
★3どうにも外側の安全地帯から見ていた女の戯れ言の感が拭えない。フランスでの抵抗運動の描写がなまぬるく、ジュリアも偶像化された虚像みたいだ。現代シーンのジェーソン・ロバーズははまってるが逆にはまりすぎで安易。列車のシーンのみ明らかに突出。 (けにろん)[投票(4)]
★3だって実話だもの! と強弁されたら返す言葉はないが、「主人公は新進の劇作家」「その恋人はダシール・ハメット」という特殊な設定が物語の本筋に殆ど関係しない、という作劇の感覚はユニックというか舐めているというか。しかし海辺のロケーション含め、ジェイソン・ロバーズのシーンこそがよい。 [review] (3819695)[投票(2)]
★3お泊り行ってベッドで秘密の夢の話なんかして、という幼馴染との思い出に直結するシーンの方が、その後の彼女の激動の人生よりも遥かに印象的だったりする。私は平和な時代にのほほんと生きている。 (mal)[投票(1)]
★3正直ちょっと眠くなったけど、列車のシーンで覚醒された!ドキドキ感が半端ない。 (あちこ)[投票]
★3登場場面は少ないのに、きっちり場をさらっていくヴァネッサ・レッドグレイブ。彼女の生き様はいつでも輝いている。こんな親友をもったら、危険を冒してでも救いだしたいと思うんだろうな。 (カフカのすあま)[投票]
★3作品中ヘルマンが書いていた作品が『噂の二人』です。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3列車のシーンが忘れられない。ピーンと張り詰められた緊張に、私の心臓までばくばくした。2003.1.27 (鵜 白 舞)[投票]
★2ジャッカルの日』にあった緊張感は皆無。演出も生真面目過ぎる。撮影は良かった。 (赤い戦車)[投票]
Ratings
5点15人***************
4点36人************************************
3点27人***************************
2点5人*****
1点0人
83人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
第二次大戦と映画 ヨーロッパ編 (町田)[投票(25)]原書に挑戦 -fight the English originals- (muffler&silencer[消音装置])[投票(20)]
● 監督たちの主として映画に対する発言集  (いくけん)[投票(18)]村上春樹と映画 (TOMIMORI)[投票(16)]
キネマ旬報増刊 映画史上ベスト200シリーズ掲載作品一覧 (寒山拾得)[投票(10)]rainbow screen-虹色の画面に現れる「顔のない顔」 (muffler&silencer[消音装置])[投票(7)]
第2位の歴史 外国映画篇 (ナム太郎)[投票(4)]ハードボイルド御三家 (AONI)[投票(4)]
映画における「語り手」の介入 -narrators- (muffler&silencer[消音装置])[投票(4)]−アカデミー賞脚本・脚色賞ノミネート作品(70年代後半)− (kawa)[投票(2)]
脚本が素晴らしい (TOBBY)[投票(2)]役者(演技)が素晴らしい (TOBBY)[投票(1)]
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