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自由学校 (1951/日)
[Drama]
製作 | 山本武 |
監督 | 渋谷実 |
脚本 | 斎藤良輔 |
原作 | 獅子文六 |
撮影 | 長岡博之 |
美術 | 浜田辰雄 |
音楽 | 伊福部昭 |
出演 | 佐分利信 / 高峰三枝子 / 淡島千景 / 佐田啓二 / 田村秋子 / 杉村春子 / 笠智衆 / 三津田健 / 望月美恵子 / 中村伸郎 / 十朱久雄 / 龍岡晋 / 小沢栄 / 東野英治郎 / 高橋豊子 |
あらすじ | 「自由が欲しくなった」と会社を辞めてしまったぐうたらの五百助(佐分利信)は、妻の駒子(高峰三枝子)の逆鱗にふれて家を追い出されてしまう。無一文で行くあてのない五百助は、グズ拾いの金次(東野英治郎)に誘われるまま気ままなルンペン生活を始めた。一方、駒子も伯父の友人辺見(清水将夫)にデートに誘われ、束の間の自由を楽しみ始めまんざらでもなさそう。ところが、そんな旧世代の二人が手にした「自由のようなもの」を、戦後の新しい価値観を謳歌する若いカップルの隆文(佐田啓二)とユリ(淡島千景)が、奔放な言動でひっかきまわしはじめた。獅子文六の原作小説の映画化で松竹作品。(109分/白黒/スタンダード) (ぽんしゅう) | [投票] |
喜劇的に混乱した世相を喜劇的に生きる喜劇俳優に囲まれて、佐分利信の心を映すものは何処にもなかった。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
小さなアバン・タイトル。佐分利信が「自由か..」みたいな独り言を云い、俯いて歩き出す。その足。次いで、屋外の高峰三枝子のバストショット。こちらは、キリっとした表情だ。この二人の対比に続いて、大磯の浜辺を横移動する画面に、クレジットが流れる。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
荒唐無稽な笑いから徐々に「ニヤリ」、みたいな獅子文六の世界をしっかり描き切っている。でも何より一番ウケたのは [review] (くたー) | [投票(1)] | |
今観ると喜劇にしか見えないが、当時は必ずしもそうとは限らなかったのかも。渋谷実の演出でいつになく攻撃的な高峰三枝子が面白い。淡島・佐田のアプレ振りも観もの。大映の吉村公三郎監督版との競作。 (熱田海之) | [投票(1)] | |
毅然とした役の多い高峰三枝子の弾けっぷりと佐分利伸の愚鈍ぶりに、大笑いし一気に作品世界に引き込まれ、 エキセントリックなアプレ・カップル(佐田啓二/淡島千景)の登場で渋谷実の現実破壊は頂点に。よくぞ日常に帰結した危ない喜劇。 (ぽんしゅう) | [投票] |
Ratings
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計 | 10人 | 平均 | (* = 1)
POV
双葉十三郎が選ぶ日本映画監督50人 (AONI) | [投票(16)] | わたしの愛した丸顔女優たち (寒山拾得) | [投票(6)] |
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