★5 | 確かに溢れる享楽の渦にさらされながら禁欲を貫くよりも、しょせん何もない砂漠の真ん中で誘惑に耐えることの方がたやすいかもしれない。ブニュエルは映画とういう時空魔術を使って意地悪な正論を託した魔女(シルビア・ピナル)を隔離修行者に差し向ける。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | TV放映で見た。目が釘付けになった、あまりの異色さに。ブニュエルとの出会いであります。 [review] (ころ阿弥) | [投票(1)] |
★4 | 2018年12月24日に鑑賞。クリスマスイブに相応しい。敬虔な信者にぜひご覧いただきたい。 ( ´艸`)ウププ [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★4 | メキシコの砂漠を舞台とした『追放と王国』の物語で、誰かがそう云っているのを聞いたことは無いが、ブニュエルとカミュには意外と共通点が多いと思う。彼らの「追放者としての眼差し」に私は強く惹かれるし、共感を覚える。それと、もう一言。 [review] (町田) | [投票(1)] |
★4 | ブニュエルとガブリエル・フィゲロアが構築した砂漠のイメージはこの後映画で砂漠や砂丘を造型する際に乗り越えるべき(しかし乗り越えられない)先例となった。例えば黒沢清『CURE』の砂丘シーン。しかし何と云っても『ビリディアナ』のシルヴィア・ピナル演じる悪魔が良い!鮮烈なラストシーンにもぶったまげる。 (ゑぎ) | [投票] |
★4 | シルビア・ピナルは、『ビリディアナ』とはうって変わったロウゼキ振り。ラストに唖然(→爆笑)。 (くたー) | [投票] |
★3 | かわいい悪魔だ。唐突に歌いだすのも、足をちらりと見せるのも、踊るのもみんなかわいい。 (24) | [投票] |
★3 | 珍奇なイメージが散発され小振りにまとまっているが、ワンアイデアだけの中篇で、脂の乗りきった60年代ブニュエルのものとしては物足りない。悪魔の誘惑は面白く愉しいのだが更なる絶望や恐怖をこそとも思う。ラストの壊し方はらしくて好きなのだが。 (けにろん) | [投票] |