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四十挺の拳銃 (1957/)

Forty Guns

[Western]
製作サミュエル・フラー
監督サミュエル・フラー
脚本サミュエル・フラー
撮影ジョゼフ・F・バイロック
美術ジョン・B・マンスブリッジ
音楽ハリー・サックマン
衣装チャールズ・ルメア / リア・ローズ
出演バーバラ・スタンウィック / バリー・サリバン / ディーン・ジャガー / ジーン・バリー / ジョン・エリクソン / ポール・デュポフ / ジェラルド・ミルトン
あらすじ西部開拓時代のアメリカ。グリフ、ウェス、チコの「ボネル三兄弟」は、立ち寄ったとある町で暴れていた男・グローキーの逮捕に協力する。だが彼には姉がいた。大牧場を経営し、贈賄で政治家とも懇意…そして手下として四十人もの荒くれ男どもを統べる組織「ドラグーン(竜騎兵)」のボス…女丈夫・ジェシカ(バーバラ・スタンウィック)が…。グローキーの件でドラグーンとコトを構えることになる三兄弟であったが…。『最前線物語』の鬼才、サミュエル・フラー監督が手掛けた異色西部劇。(本篇81分:日本劇場未公開作品) (ガブリエルアン・カットグラ)[投票]
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全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5傑作。聞きしに勝る素晴らしいオープニング。大俯瞰の馬車。右手に雲の影。馬車を御するのは主人公バリー・サリヴァン。停止する馬車の前から40頭の騎馬が走り抜けていく。一番前は女主人のバーバラ・スタンウィックだ。何が良いって馬車の馬の驚いて慌てる様がいい。ここまでがアヴァン・タイトル。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★5ジョセフ・バイロック! 構図や光の加減が非の打ち所なく完璧というわけではないが、しかし黒白のシネスコにおいてこれを超えるのは難しいと感じさせる力感溢れる画面群だ。驚愕の長回し。最高に壮観な風景撮影。竜巻のシーンなんてどうやって撮ったのだろう! 演出家の無茶に応えるのが撮影者の仕事だ。 [review] (3819695)[投票(2)]
★5小粒ながらぴりりと辛い、まさにサミュエル・フラーの映画!冒頭とクライマックスの決闘シーンの迫力や、竜巻のスペクタクル、非情に展開するストーリー、バーバラ・スタンウィックの「鉄火女」ぶり…と盛り沢山!挿入歌の効果的な使い方も魅力。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票]
★4時間経過が驚くべき速度で描かれる。最初の対決といい、本作でもフラーのアップショットはいささかも心理的でない。「顔そのものの露呈」(塩田明彦の「映画術」)とはこのようなアップのことを指すのだろう。監督自身がプロデュースしたことによって、西部劇という縛られた枠組みの中ではあまり見られない、自由度の高い演出も多い。 (赤い戦車)[投票]
★4ボスの弟があまりにもボンクラなためやや緊迫感に欠ける。だが終盤の急展開は素晴らしかった。叙情的な挿入歌と暗黒な雰囲気のギャップがいい。 (ハム)[投票]
★4冒頭シーンが有名だが、確かに圧倒される。フラーといえば、「裸のキッス」でも度肝を抜かれたものだが。女王スタンウィックは依然美しいが、貫禄も出てきている。 (丹下左膳)[投票]
★3タンブルウィードをコロコロ飛ばしながら、竜巻がやって来た!…アッという間にその竜巻が去る頃にはもう、ヒーローとヒロインがくっついていました。何じゃコリャ? (黒魔羅)[投票(1)]
★3男たちの能天気な入浴シーンや何故かの歌曲挿入の何も考えてなさ気の天然の一方、棄てられ男の顛末やラストガンファイトの容赦の無い残虐嗜好。その混在にどうにも性格分裂気味の居心地の悪さがある。40挺の拳銃に出番もなくも否応なしに訪れる常套的団円。 (けにろん)[投票]
Ratings
5点4人****
4点5人*****
3点5人*****
2点1人*
1点0人
15人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
バーバラ・スタンウィック (わっこ)[投票]
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