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巨人伝 (1938/)

[Drama]
製作森田信義
監督伊丹万作
脚本伊丹万作
撮影安本淳
美術北猛夫
音楽飯田信夫
出演大河内伝次郎 / 原節子 / 佐山亮 / 丸山定夫 / 堤真佐子 / 滝沢修 / 汐見洋
あらすじ脱獄囚三吉(大河内伝次郎)は逃亡中に招き入れられた寺の住職に諭されて改心し、数年後には市長にまで出世する。しかし自分と間違えられて逮捕された男がいると聞き、彼は市長の職をなげうち自ら名乗り出るが、それが彼にとって第二の苦難の人生の始まりであった。西南戦争の頃の九州を舞台に、三吉とその養女(原節子)が運命に翻弄されていく様を描く。ビクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」の翻案にして、伊丹万作最後の監督作品。 (Yasu)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4伊丹の「見立て」の面白さに唸った。時代劇くさいジャン・ヴァルジャン、翻訳調のコゼットとマリユス、長屋物に出てきそうなテナルディエ一家。得意のおふざけが影を潜めたのが残念。 ()[投票(1)]
★4画期的なほど無茶苦茶な収束で、冒頭に名作の映画化なんて弱った、みたいな断り書きが入り、何のことかと思っていたが、この収束のことなんだろう。云いたいことの云えない時代の洒落のめした悲鳴なんだろう。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4日本語字幕が入ったり独特のユーモアのある描き方がとてもいいなあと思いました。子供も悪役もみんな愛らしかったです。’コゼット’の原節子が登場した時に劇場がざわついていました。原節子はいつの作品を観ても同じ顔で恐るべしです。 (トマトケチャップ)[投票]
★4迷路のような路地でのスリラー演出、法廷でのコメディ演出、原節子&佐山亮のロマンス演出、苦悩する伝次郎のドラマ演出と、監督伊丹万作の手腕がこれでもかというくらい堪能出来る2時間7分の大長篇。伝次郎がここで見せるユーモラス演技は後の三國連太郎や西田敏行に多大な影響を与えたに違いない。 (町田)[投票]
★4長尺だが、最後まで飽きさせない作品。原節子はすでにこの頃から美しい。[Video] (Yasu)[投票]
★3本編前に「言い訳」のような、作者・伊丹万作の断り書きが出る。そこには、この仕事に「辟易」したと書かれている。時間と場所の扱いに苦労したと。「レ・ミゼラブル」の脚色、という難しい仕事で、さもありなんとは思うが、「辟易」には驚く。 [review] (ゑぎ)[投票]
Ratings
5点1人*
4点5人*****
3点2人**
2点0人
1点0人
8人平均 ★3.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
巨匠の遺作に名作なし? (ペペロンチーノ)[投票(37)]この監督この一本 (Yasu)[投票(1)]
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