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激怒 (1936/)

Fury

[Drama]
製作ジョゼフ・L・マンキーウィッツ
監督フリッツ・ラング
脚本バートレット・コーマック / フリッツ・ラング
原作ノーマン・クラスナ
撮影ジョゼフ・ルッテンバーグ
音楽フランツ・ワックスマン
出演スペンサー・トレイシー / シルヴィア・シドニー / ウォルター・エイベル / ブルース・キャボット / エドワード・エリス / ウォルター・ブレナン / ウォード・ボンド
あらすじジョー(スペンサー・トレイシー)とキャサリン(シルヴィア・シドニー)は結婚資金を貯めるため離れて生活していた。つましい暮らしの末ようやく結婚できることになり彼は意気揚々と出発する。ところが町の手前で保安官に尋問されそのまま拘置されてしまう。付近で起きた誘拐事件の嫌疑を掛けられたのだ。田舎町を興奮が渦巻き、集まってきた群集は保安官の制止を無視してジョーを私刑に掛けようとする。キャサリンが駆けつけてきた時、拘置所は巨大な松明と化して暴力に酔い痴れる人々の笑顔を照らし出していた。炎上する鉄格子の向こうに恋人の姿を見た彼女はその場に昏倒する。しかしジョーは生きていた。激怒とともに…。[白黒90分] ()[投票(1)]
Comments
全7 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5私の‘アメリカの良心の映画’の1本。すんなり甘い話ではない。劇中で「米は良心、誇りを失った」と言わせている。ラングの米1作目であり、こんな発言はいいのか?とも思ったが、ナチはどうしようもないが米はまだ希望があるという逆の意味なのだろうか。 [review] (KEI)[投票]
★4フリッツ・ラングお得意の「私刑」と「復讐」の物語。襲撃してくる暴徒の連続アップはクレショフ効果や『戦艦ポチョムキン』からの影響を感じさせる。面白いがラストはやはり甘すぎるか。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4別にノアール趣味も出さず淡々とドライブしていたら淡々とライフル銃が突きつけられ、ずるずると暴動に至ってしまう。戦中の空気とはこのようなものだったのだろう。実にリアル。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4ナチス・ドイツを脱出して米国に渡ったラング監督のハリウッド第1作。ニュース映画が重要な証拠となるのは、ナチの宣伝映画に対する皮肉と思ってしまった。 (丹下左膳)[投票]
★3』の後日談ともとれる。孤立無援の人物に群集が冷たい仕打ちに及ぶという夢魔的モチーフがよく似る。『暗黒街の弾痕』にも類似構造があり、よほどフリッツ・ラング好みの展開なのだろう。このパターンを更に一ひねりしようとしたのだが空回り気味。 (ジェリー)[投票(1)]
★3フリッツ・ラングの渡米第一作は、まだ遠慮している、ということはないのだろうが、ハリウッドの映画作りの様子をうかがっているように見える、少々ぎこちない作品だ。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3ラングの「厭うべき一卵性双生児の片割れ」であるナチとの戦いはここから始まる。法廷での鋼の追及ぶりはさすがと思うも結末は甘過ぎ。『死刑執行人もまた死す』の域には達さず。 ()[投票]
Ratings
5点1人*
4点6人******
3点4人****
2点0人
1点0人
11人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
ドイツ映画史と映画で観るドイツ史 (町田)[投票(5)]スペンサー・トレーシー (わっこ)[投票]
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