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路傍の石 (1938/日)
[Drama]
監督 | 田坂具隆 |
脚本 | 荒牧芳郎 |
原作 | 山本有三 |
撮影 | 伊佐山三郎 / 碧川道夫 / 永塚一栄 |
音楽 | 中川栄三 |
出演 | 片山明彦 / 小杉勇 / 山本礼三郎 / 滝花久子 / 沢村貞子 |
あらすじ | 明治30年代の関東の田舎町。小学生の愛川吾一(片山明彦)は成績優秀で向学心に燃える少年であったが、父庄吾(山本礼三郎)は士族崩れの飲んだくれであり、母おれん(滝花久子)の内職で愛川家は辛うじて生計を保つ有様であった。当然、中学進学も諦めざるを得ず、同級生の劣等生、麻太郎(三島鉄男)の伊勢屋に奉公に出される。手の平を返したように吾一は「吾助」と呼ばれ蔑まれるが、生来の負けん気で頑張るのであった。しかし、母おれんは父に近所の稲葉屋の泰吉(井染四郎)との不義を疑われ自殺してしまう…。4度映画化された山本有三原作の最初の映画化作で田坂具隆監督第38作。 (けにろん) | [投票] |
本作の出来事全てが片山明彦のひとつの呟き「天は人の上に人を作らず」の周りを巡るという極めてロジカルな作劇。番頭に吾一を五助と名前を変えられる件を『千と千尋』は引用したに違いない。撮影充実、鉄橋の件がとりわけ素晴らしい。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
自我の萌芽を辿る明晰な物語性が気持ち良いのは原作によるものとしても、ミクロ的視点に陥りがちな常套的少年成長物語とは一線を隔てた感があるのは、時代を包括的に捉えるマクロ的視点の介在だと思う。実に精緻に丁寧に描かれた名作。 (けにろん) | [投票(1)] | |
中学時代、「君の名前にはきっと”『路傍の石』の主人公のように生きろ”と言うメッセージが込められている。」と担任の教師に言われたことがある。 (RED DANCER) | [投票] |
Ratings
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計 | 7人 | 平均 | (* = 1)
POV
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