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吸血鬼 (1932/)

Vampyr
The Strange Adventure of David Gray
ヴァンパイア

[Horror]
製作カール・ドライヤー / ジュリアン・ウェスト
監督カール・テオドール・ドライヤー
脚本カール・テオドール・ドライヤー / クリステン・ジュル
原作シェリダン・レ・ファニュ
撮影ルドルフ・マテ / ルイ・ネー
音楽ヴォルフガング・ツェラー
出演ジュリアン・ウェスト / モーリス・シュッツ / レナ・マンデル / ジュビレ・シュミッツ / アンリエット・ジェラール / ジャン・ヒエロニムコ
あらすじ放浪の青年アラン・グレー(ジュリアン・ウェスト)は小舟に乗って川を渡ってクルタンピエールという村を訪れ寂れた旅館に泊まった。そこで睡眠中に魂が体から抜け出るという体験をする。そして、村を覆う不吉な予兆の正体を知るのであった。城主の娘レオーヌ(ジュビレ・シュミッツ)が日に日に貧血がすすみ衰弱していたのだが、彼は古書によって、それが吸血鬼の仕業であることをつきとめる。その頃、村では吸血鬼の手先となった村医者(ジャン・ヒエロニムコ)が暗躍していたが…。さまざまな経緯を経て初期トーキーにて作成されたカール・テオドール・ドライヤー監督第10作。 (けにろん)[投票]
Comments
全18 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5傑作。正体不明の農夫の持つ大鎌のイメージが全編を支配する。土地と土地の連携を断ち切り、人と人との情報交換を断ち切り、人体とその影とを断ち切る。あらゆるものから遮断された、狂った世界としてクルタンピエール村がほのじろく浮かび上がる。 [review] (ジェリー)[投票(1)]
★5コクトーも溝口も、あるいはノルシュタインでさえここから生まれたかと思わせるような、耽美的な映像で綴られる怪奇幻想譚の古典。夢か現か幻か、ボーダーレスな恐怖「感」が漂う。 [review] (ぐるぐる)[投票]
★4影が見事に利用される奇妙な世界観は、まさに気味の悪い幻想だ。ストーリー云々よりも、ビジュアルがあまりに鮮烈だ。 [review] (Keita)[投票(4)]
★4この映画はまず冒頭からなんとも禍々しい雰囲気で観客を圧倒する。影を使った見事な演出や有名な棺桶の主観ショットなど、個々のシーンの映像としては実に面白くラストまで見ることができるのだが、少々つなぎが悪くて混乱を覚える。この監督の中では明らかに完成度が低い。 (ゑぎ)[投票(3)]
★4人間の影だけが見える不気味ながら美しい現象や光と影を効果的に使用したカメラアングルなど独特な映像演出が感じられる。 [review] (わっこ)[投票(1)]
★4筋をきちんと構成していない映画だと思うが理解出来ない事は決してない。サービスしていないだけとでも言えば良いのだろうか。筋を犠牲にしたおかげか画面演出上の自由度も上がり白昼夢の美術の高みを感じられる。 (----)[投票(1)]
★4影を使った演出が素晴らしい。オーソン・ウェルズよりずっと早くこれをやっていたんだから凄い。シュールな映像イメージは今観ても全く古びていないし、終盤の舟のシーンは溝口健二ばりの幻想的な美しさで痺れる。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★4室内の息苦しさと棺桶や(ぼんやり見たからよくわからんけど)ラストの描写、それらの閉塞、あとモンタージュがズレてる?。映画媒体は悪夢的表現に適していると確信してるからか、そこに重心を置いてるのが見え透いてクドく感じた。 (モノリス砥石)[投票]
★4夢遊病と白日夢が錯綜してるような不思議な世界で、吸血鬼だけが悪夢をみる。微睡んで漂っているような。不思議な感覚になりました。 (トマトケチャップ)[投票]
★4ドライヤーの娯楽作。しかし、それに徹底できない。根が真面目なんだろう。意外や平凡な吸血鬼になっている。しかし、すべて書物に戻るあたり、やはり映画作家である。トーンは、カフカ的でさえある。 (セント)[投票]
★4そうそう、僕にとって吸血鬼はやっぱり白黒なんですよ。当にカラーTVの普及する時代なのにこの映画がTVで始まるとモノトーンな映像が一気に恐さを倍増してくれた。初代の3妖怪+透明人間に色は無意味と感じる。 (かっきー)[投票]
★4この幻想的な吸血鬼映画ですでに、ドライヤーは魂がおりる場面の撮影に成功した。と、とにかく『奇跡』のための映画としか見れない。 (ALPACA)[投票]
★3人と人が出会っても普通に会話にならない。物凄い異空間。『ツインピークス』の原点はここにあると確信する。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★3恐怖感は薄いが、影が一人歩きして、死の淵を彷徨う面白さがある。カメラのアングルと柔らかい光も印象的。が、やや筋が追いにくい難点アリ。 (くたー)[投票(1)]
★3即物的で感情移入の余地がない会話が世界を孤絶させその異郷感は禍々しさ一歩手前なのだが突き抜け切れない。ジャンルムービーの予断がそうさせるから。棺桶視線による仰角移動の街並みの陳腐や杭打ちの哀れ白骨標本化のトホホや悪漢医師の粉塗れの刑の冗長。 (けにろん)[投票]
★3映像イメージは良いがストーリーの出来が微妙。 (赤い戦車)[投票]
★3絶妙のタイミングで挿入される種種の幻想的イメージは確かに素晴らしいんだが、金を出して主演の座を射止めたジュリアン・ウェスト(=ニコラ・ドゥ・グンツブルグ卿)の変化に乏しい仏頂面は、ドライヤー映画の劇性を台無しにしていると思う。<独語版> (町田)[投票]
★3不気味な影や棺の中からの視点、透ける体など魔術的な魅力を放つ。 (ドド)[投票]
Ratings
5点7人*******
4点17人*****************
3点10人**********
2点0人
1点0人
34人平均 ★3.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
四方田犬彦が選ぶ、「世界映画史の113本」 (バーボンボンバー)[投票(18)]〓ホラー映画史−1〓 (ドド)[投票(16)]
●極(きわみ)――映像美、映像詩 (いくけん)[投票(14)]バイブル (けにろん)[投票(8)]
〓魂のスプラッター2〜吸血鬼編〜〓 (ドド)[投票(7)]ドイツ映画史と映画で観るドイツ史 (町田)[投票(5)]
埋もれるな (バーボンボンバー)[投票(5)]
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