★5 | 映画としてはともかく、このサイトに充分のっていない数多の工藤傑作映画のいくつかのひとつとして。光と影の魔術師ぶりはこの映画でも堪能できる。 (ALPACA) | [投票] |
★4 | 工藤栄一のムーディーな演出と独特な画面作りで題材とのミスマッチ感はあるが、結果として深作版はおろか他のどんなヤクザ映画にも似ていない奇妙な作品になっており魅力を感じる。根津甚八の底無しのクズっぷりは見所。ラスト近くの鏡の使い方など凝ってる。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★4 | またもやダメになっていく根津甚八がせつない。松崎しげるが、チンピラからプロの歌手になっちゃう設定も、突拍子もなくてすき。 (worianne) | [投票] |
★3 | 組織の力関係に絡めとられる若者の心情が、物語の論理性ではなく情景というムード重視で描かれている点で、これはヤクザ映画ではなく青春映画。そう見ればまんざらでもないのだが、70年代末のどん詰まり感のなかでこの分りやすさに説得力があったかどうかは疑問。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 工藤栄一らしい光と影の映像美は健在だった。映画館で見終わった時、矢っ張りこの画面造型は良いと思った。しかし松崎しげる演じるチンピラが歌手になるという展開はどうにも好きになれないし、ヤクザ映画としてはヒリヒリした鋭さに欠ける。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | 廃船でのラブシーンやら霧雨の火葬場など、詩的な映像に満足感を得る。しかし全体の流れは良くありがちな青春ヤクザ映画のひとつでしかない。『仁義なき戦い』の冠を名乗るには狂気の行き着いた先の「何か」がなければならないのです。 (sawa:38) | [投票] |
★2 | 「憧憬」を期待して観ているにも関わらず「共感」を強いられる。しかも共感できないからタチが悪い。 [review] (Myurakz) | [投票(3)] |
★2 | 役者は揃ったが、組織の川下で青春ものめいた友情とかをチンタラやってるだけで包括的な組織論に波及しないのでは「仁義なき戦い」の冠が泣く。笠原イズムはもっとドライでクールであった筈。工藤演出もTVの段取り感が抜けず大ざっぱな定型に終始。 (けにろん) | [投票(2)] |
★2 | まったく独立した話に「その後」もヘチマもあるかっての (TOMIMORI) | [投票] |
★1 | ヤクザ映画は煩瑣な手続きを踏んで始めて観られる繊細なジャンルであり、これを省くとただの屑どもの自慰行為になる、という典型例 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |