★5 | 体の痛みは、心の痛み。(01.11.10@テアトル梅田) [review] (movableinferno) | [投票(4)] |
★5 | 残酷な女神の愛。その奥底に見えてくるのは、処女神アルテミスの潔癖さと、放埓な美神アフロディテの唯愛主義だ。そして神話に付け加えられた属性は、女神もまた裁かれる人間たちと同様に痛みに我が身を引き裂かれる思いを感じることだ。 [review] (水那岐) | [投票(1)] |
★5 | 心の痛みを肉体の痛みと直結させて描くキム・ギドクの映画作法は、それを形式的に描いて済ますあまたの作品群への悪意あふれる戦術的挑発ではなく、ギドク自信の悲痛から発せられた本能的な叫びのようにみえる。もし、そうだとしたら恐ろしい表現者だ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | まさに“女を賭け”て、“女に掛け”たんだ。この恐るべき執念! (KEI) | [投票] |
★5 | 金基徳の描くセックスには諸行無常の響きがある。如何なる場合にも両者のその後の関係性を規定することのない、不毛な、しかし、不可欠なそれは、まるっきり他の排泄行為と同じに見える。 [review] (町田) | [投票] |
★4 | 女の代償によって快を追求する釣り客たち。女の痛みは身体の深い部分に沈みこんでいく。その痛みをキム・ギドクは針を表象として釣り上げる。心と身体の乖離は、ここに正視に耐えないほどの直接的な痛みとして水上に現れ融合する。圧倒された。 (よだか) | [投票(2)] |
★4 | もう、なんつか、自然と目が細くなるのと、首が引っ込むのと、もう大変。 [review] (カノリ) | [投票(1)] |
★4 | 見ているだけでイタイ。えげつない。恐ろしい。女は怖い。魚が可愛そう。 (SUM) | [投票] |
★3 | 人は産声を上げ<なければならない>。時として、その声を出すためには痛みを必要とする。アジールから楽園へ。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(3)] |
★3 | セックス&バイオレンス [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(2)] |
★3 | 主人公は確かに喋らないが、行動の節々からはむしろ声高な主張を感じる。彼女から静寂を感じるのは、小屋内や管理室の前で居眠りしているときで、それは普通の人と同じなのだ。居眠りシーンをやたらと挟むのが面白い。 [review] (irodori) | [投票(1)] |
★3 | 言葉という言葉を発しない彼女。でも興味を持った男性と親密な関係を持つには言葉などいらない。だけどもうちょっと喋ったっていいんじゃないのか?それにしてもカエルや魚のシーンは本当に必要だったのだろうか。イタいシーンを毛嫌いするわけじゃないけど、映画の主題とはあまり関係なかったような気がするので。主役を演じた彼女に+1。 (宇宙人) | [投票(1)] |
★3 | 釣り宿という舞台設定は、疎外感とそれに相反するかのような映像美を高めていて、キム・ギドクのオリジナリティが顕著に見て取れる。ただ、人間描写に関しては、台詞に依存しないことによる雑さがあるようにも感じた。 [review] (Keita) | [投票] |
★3 | 女の情念の激しさに、いたみと不快感と焦燥感を覚えました。 (Medusa) | [投票] |