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美貌に罪あり (1959/)

Beauty Is Guilty

[Drama/Romance]
製作武田一義
監督増村保造
脚本田中澄江
原作川口松太郎
原案アントン・チェーホフ
撮影村井博
美術渡辺竹三郎
音楽塚原哲夫
衣装奥山烈
出演杉村春子 / 山本富士子 / 若尾文子 / 川口浩 / 野添ひとみ / 川崎敬三 / 勝新太郎 / 潮万太郎 / 村田扶実子
あらすじ農園の女主人(杉村春子)は、団地用に土地を売れと迫られていた。蘭栽培も上手く行かず、頼みの娘も長女(山本富士子)は踊りのお師匠さんと恋愛中。次女(若尾文子)はスチュワーデス志望でコッソリ受験中。蘭の研究をしている男(川崎敬三)と結婚して跡を継いで欲しいのに、親の心子知らずとはこの事。農園を手伝っている元小作人の息子(川口浩)の妹(野添ひとみ)が突然農園に帰ってきた。寄宿制の聾唖学校での生活が寂しくなったらしい。農園の経営は立ちゆくのか?新種の蘭は花開くのか?娘たちの恋の行方は?高度成長期の日本を舞台に、必死に生きようとする人々の姿が明るいトーンで描かれてゆく。 [more] (ボイス母)[投票]
Comments
全12 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5物語はありきたりだけど、個々のキャラクターが、単純なキャラは1人もいなくて、ひとりひとり叮嚀に作られていて素晴らしい。特に、なにもせずに画面に出てくるだけで、その美しい自己中ぶりで観るものを捕らえてはなさない若尾文子と、勝新太郎の緻密な演技を味わうだけでも、十分に価値がある気がしたな。 (エピキュリアン)[投票]
★4台頭する小作と都市化に追われる地主、家元制度の壁にたじろぐ新進舞踏家、愛と献身に生きる姉と土から空へ飛翔をこころみる妹、それを見守る硬軟の青年花職人たち、もの言わぬ純愛少女。これだけの時代の群像をわずか90分に折り込んで過不足なしの完成度。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4杉村春子も「ワシ的国宝」に決定!!見所満載な映画で、美しく咲き誇る女優たちが素晴らしい。 [review] (ボイス母)[投票(3)]
★4日本映画には日本映画のダンスシーンがあるのだ。杉村春子山本富士子の盆踊りの凄まじさ。踊りが始まるとき、杉村の表情が瞬間的にプロフェッショナルのそれに変貌する。どうしてたかが盆踊りをするのにそんな本気顔になる必要があるのか! [review] (3819695)[投票(2)]
★4美人3女優が目玉のメロドラマだけど、ワシはボンボンぶりを発揮しまくる勝新太郎が見れただけで満足じゃ。勝新萌え〜。 (もしもし)[投票]
★4いつもどおり善人面した極悪人ばっかなのかと思ったら違った。快い肩透かし。 (町田)[投票]
★4いつもの増村節に比べるとずいぶん抑えた語り口。きっと増村保造ファンには物足りないだろうな。でも個人的にはこのくらいが好みなんだな。複雑。[Video] (Yasu)[投票]
★3はいお客様、本日のフルコースは、しっとり「富士子」に、奔放「若尾」、デザートは清楚な「野添」となっております。・・・といった感じの大変欲張りな映画。でも、「白ドレス&スッチー文子」が観れるだけで余は満足じゃ。 (若尾好き)[投票(1)]
★3厚化粧で散漫な「桜の園」。マスムラ得意のスピード感溢れる演出でお仕事をサクサクこなす様はある種圧巻ではある。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3女はみな奔放で逞しく、男はどいつも情けなく。 終盤で転調するものの、訓話や教条主義に陥らないバランス感覚。 (たかやまひろふみ)[投票]
★3内容は大した事無いが、これだけの役者が揃っているのだから贅沢を言っちゃいけません。 (直人)[投票]
★2深刻なテーマを秘めたお祭り映画ということで、切ないとも豪華だともつかぬ「どっちつかず映画」になってしまった。それにしても我が身勝手な女どもであることよなあ。聾唖者役の野添ひとみくらいか、けなげに見えるのは…。 (水那岐)[投票]
Ratings
5点3人***
4点11人***********
3点7人*******
2点2人**
1点0人
23人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
若尾文子〜美は乱調にあり (若尾好き)[投票(16)]
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