★5 | 物語はありきたりだけど、個々のキャラクターが、単純なキャラは1人もいなくて、ひとりひとり叮嚀に作られていて素晴らしい。特に、なにもせずに画面に出てくるだけで、その美しい自己中ぶりで観るものを捕らえてはなさない若尾文子と、勝新太郎の緻密な演技を味わうだけでも、十分に価値がある気がしたな。 (エピキュリアン) | [投票] |
★4 | 台頭する小作と都市化に追われる地主、家元制度の壁にたじろぐ新進舞踏家、愛と献身に生きる姉と土から空へ飛翔をこころみる妹、それを見守る硬軟の青年花職人たち、もの言わぬ純愛少女。これだけの時代の群像をわずか90分に折り込んで過不足なしの完成度。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 杉村春子も「ワシ的国宝」に決定!!見所満載な映画で、美しく咲き誇る女優たちが素晴らしい。 [review] (ボイス母) | [投票(3)] |
★4 | 日本映画には日本映画のダンスシーンがあるのだ。杉村春子と山本富士子の盆踊りの凄まじさ。踊りが始まるとき、杉村の表情が瞬間的にプロフェッショナルのそれに変貌する。どうしてたかが盆踊りをするのにそんな本気顔になる必要があるのか! [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 美人3女優が目玉のメロドラマだけど、ワシはボンボンぶりを発揮しまくる勝新太郎が見れただけで満足じゃ。勝新萌え〜。 (もしもし) | [投票] |
★4 | いつもどおり善人面した極悪人ばっかなのかと思ったら違った。快い肩透かし。 (町田) | [投票] |
★4 | いつもの増村節に比べるとずいぶん抑えた語り口。きっと増村保造ファンには物足りないだろうな。でも個人的にはこのくらいが好みなんだな。複雑。[Video] (Yasu) | [投票] |
★3 | はいお客様、本日のフルコースは、しっとり「富士子」に、奔放「若尾」、デザートは清楚な「野添」となっております。・・・といった感じの大変欲張りな映画。でも、「白ドレス&スッチー文子」が観れるだけで余は満足じゃ。 (若尾好き) | [投票(1)] |
★3 | 冒頭の田園風景の横移動は、列車から見た景色かと思ったが、自動車の窓からのミタメの体(てい)、勝新太郎が見た景色ということだと思う。ちなみにラストもオート三輪から見た多摩川に近い田舎の風景が映るというのは、とても落ち着きの良い構成だ。
[review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 厚化粧で散漫な「桜の園」。マスムラ得意のスピード感溢れる演出でお仕事をサクサクこなす様はある種圧巻ではある。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 女はみな奔放で逞しく、男はどいつも情けなく。
終盤で転調するものの、訓話や教条主義に陥らないバランス感覚。
(たかやまひろふみ) | [投票] |
★3 | 内容は大した事無いが、これだけの役者が揃っているのだから贅沢を言っちゃいけません。 (直人) | [投票] |
★2 | 深刻なテーマを秘めたお祭り映画ということで、切ないとも豪華だともつかぬ「どっちつかず映画」になってしまった。それにしても我が身勝手な女どもであることよなあ。聾唖者役の野添ひとみくらいか、けなげに見えるのは…。 (水那岐) | [投票] |