★5 | 銀杏の葉を巻き上げて天空を舞い、ふたりの美貌の剣士が激戦を繰り広げる…その木の葉が一瞬にして真紅に染め上げられる瞬間のファクト。あるいは、水滴が水面に弾ける瞬間の剣戟。CGは無骨な武侠映画のためよりも、こうした「耽溺させられる美技」を描き出せる作品のためにこそあるべきなのだと敢えて断言したい。 [review] (水那岐) | [投票(9)] |
★5 | 『初恋のきた道』での可憐なチャン・ツィイーが好きな方はちょっとショックで寝込むかも。 [review] (にゃんこ) | [投票(8)] |
★4 | ♪回る〜回る〜よ。時代(劇)〜は回る〜 [review] (甘崎庵) | [投票(10)] |
★4 | 「一度アクション映画を作りたかった」と言うチャン・イーモウは、美しいビジュアルに基づいた美しいアクションを撮りたかったのだろう。この際ストーリーなぞはどうでも良く、「力」ではなく「型」で魅せるアジアの伝統をただただ堪能した。[九段会館 (試写会)] [review] (Yasu) | [投票(10)] |
★4 | 歴史は変わらない。しかし、歴史を別の角度から学ぶことができる。歴史とは、過去の時間をある一面から見ただけのものなのかもしれない。「英雄」達に熱い思いと人間の深さを見た! [review] (Osuone.B.Gloss) | [投票(5)] |
★4 | 一見壮大だがその実極めて簡素化された御伽噺。良く云えばジャンル(武侠映画)にとらわれないファンタジー。近作では狡猾に「現実らしさ」を装う映画ばかり作っていた張藝謀だが初期の寓話志向に回帰した感があり、これは張藝謀に相応しい題材。映画には「現実感」なんて不要。
[review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | 主役は踊り揺らめく色彩。もはや俳優は一小道具と化す。この映画の功労者はクリストファー・ドイルとワダ・エミ。2003.8.5 [review] (鵜 白 舞) | [投票(3)] |
★3 | アクション過多で物語が圧殺されてしまった映画はさんざん観てきたが、これは物語によりアクションが圧殺されてしまった希有な討ち死に作。チャン・イーモウがド本気で犯してしまった過ちを今後の糧としよう。(毎度の長文御免) [review] (kiona) | [投票(33)] |
★3 | 久々にロードショウを観にいったら始ったのは橋本忍の三本立てだった。 [review] (町田) | [投票(14)] |
★3 | 秦の皇帝に関する話って中国の人にはベースになる常識があるんかな?それを知ってると意外な解釈と人物像にストーリーも面白い、とか? [review] (torinoshield) | [投票(12)] |
★3 | 講談調語りに『切腹』、兵士と馬に『影武者』の影響を色濃く滲ませた極彩色武侠映画。殺陣は本職同士より出来ない役者のそれに誤魔化しの美を見る。チャンとレオンを削ってでも我欲を捨て死地に赴くリーの悲愴と達観にこそ焦点を絞るべきだった。 (けにろん) | [投票(11)] |
★3 | 無名、残剣、飛雪、長空。彼らを遠い存在に感じたのは「かくあるべき自分」という自己の信念をさしたる葛藤もないままつらぬいている強さゆえなのか。
[review] (よだか) | [投票(10)] |
★3 | どす紅いコーリャン酒や整然と並ぶ赤い提灯が、かつて私にぐいと突き刺した、あのコン・リーの本物の激情に相当するものが、見当たらない。 [review] (mal) | [投票(10)] |
★3 | 「グリーン・デスティニー」の幻影と闘ったはずのチャン・イーモウだったが、中身は色彩の演舞を見せるチン・シュウタンの映画になっている。敵はミラマックスだったみたい。
[review] (ざいあす) | [投票(9)] |
★3 | 美しい。しかし、血や汗の匂いのしない一騎打ちはどこまで行っても単なる“演武”でしかなく、血の沸く興奮やカタルシスを生み出すには至らない。むしろお笑いの一歩手前である。それにこの映画は“ある意味で”『マトリックス』だ。 [review] (薪) | [投票(8)] |
★3 | どんなに美しく洗練された映像を見せつけても、ワイヤーアクションとは、所詮は半笑いを誘うB級映画である。宙吊りの「死に体」同士の戦いを展開する時点で、アクション映画の決定的な何かを欠いている。 [review] (東京シャタデーナイト) | [投票(7)] |
★3 | 鬼に金棒。ドニーに長槍。このドニーとのシーンだけなら☆=5だったのに・・・
あるいは、イーモウ監督、過去を懺悔する? [review] (ボイス母) | [投票(6)] |
★3 | 策士、策に溺れる [review] (ピロちゃんきゅ〜) | [投票(5)] |
★2 | 色がキレイでもそんなもんクソだ。人は何に感動するのかということを致命的に勘違いしている。物語以前に、カット単位で間違えている。ほぼ全カット間違えている。 [review] (ペンクロフ) | [投票(31)] |
★2 | チャン・イーモウ監督が言う「様式美」はたしかにあるが、躍動感や「期待されるジェット・リー像」は皆無。「アジアの映画」と盛んに強調しているが、シークエンスや表現で“世界の”黒澤をコピーしておいて言えることではないだろう。 [review] (かける) | [投票(12)] |
★2 | 人間味がないから盛り上がらない。色は鮮やかだが中身がスカスカのフルーツみたいな映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(8)] |
★2 | 1時間のサッカー番組でサッカーの魅力を訴えるためにPKからのゴールシーンだけを30分集めて流してしまう、といった突飛な発想を、交感神経の発育が超人的になってしまったチャン・イーモウの手によって具現化された事実に驚き。失望と眠気が化学反応を起こし、私は映画館の座席から、誰もがクドく感じるぐらいの空中浮遊を辺りに見せつけながらワイヤーに引っ張られて退場したくなった。 (ジャイアント白田) | [投票(6)] |
★1 | 映像色もアクションもスローテンポも、全てのワンシーンがウザイ・シツコイ・無意味!! (さと) | [投票(1)] |
★0 | 合成の誤謬。張藝謀やジェット・リーなどの偉大な映画人の挑戦に対して、点数をつけるのもおこがましい。でもね、 [review] (これで最後) | [投票] |