★5 | トリック&法廷サスペンスとしては荒唐無稽だが、ピカレスクロマンとしては一級品。財前五郎に勝るとも劣らぬこのハマリ役の悪徳弁護士をシリーズ化し損ねた田宮二郎はつくづく不遇の名優であった。 (町田) | [投票(2)] |
★4 | 「恐喝と婦女暴行だけなら2、3年で出てくる。奴は必ず君を見つけ出して復讐する。ヤクザは執念深く、おまけに暇だ」暇だってのがとてもリアル。台詞が立っている。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | ギョッとするような話なのだが、不思議に陰惨さがない。皆、頼もしく見える。ついニヤリとしてしまう。 [review] (G31) | [投票] |
★3 | 前半、あれだけ憎らしくて仕方がなかった佐藤慶が、後半、どんどんと気の毒に思えてくる、という不思議な作品。 (AONI) | [投票] |
★3 | 前半の監禁サスペンスと後半のマユツバものの法廷劇に焦点が分散してしまい、しかもそれぞれがいまいちパンチ力不足。「大悪党」っていうほどのワルさを感じなかった。皮肉めいたホロ苦い余韻の残るラストはなかなか粋でよろしい。 (緑雨) | [投票] |
★3 | 世界のすべては虚偽によって産み出される、正義も悪も。 [review] (鏡) | [投票] |
★3 | 確かに田宮二郎演じる悪徳弁護士も、クールというか、図太い凄みを持ったワルだったが、それよりも女を食い物にするヤクザを演じた佐藤慶の方が、はるかに悪人に見えた。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★3 | そこそこ面白いが、法廷シーンなどおかしい所もいくつかあるし、シリーズ化を見込んだっぽいラストが今いち。緑魔子が痺れる!['04.6.21高槻松竹セントラル] (直人) | [投票] |