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鶴八鶴次郎 (1938/)

[Drama]
製作森田信義
監督成瀬巳喜男
脚本成瀬巳喜男
原作川口松太郎
撮影伊藤武夫
美術久保一雄
音楽飯田信夫
出演長谷川一夫 / 山田五十鈴 / 藤原釜足 / 大川平八郎 / 三島雅夫
あらすじ時は大正。新内語りの二人組み、三味線弾の鶴八(山田五十鈴)と太夫の鶴次郎(長谷川一夫)は、共に二十代にもかかわらず秀でた芸で大衆の人気をはくしていた。客たちは二人の息の合った舞台を見てきっと兄妹だろう、いや夫婦に違いないと噂した。鶴八は先代の一人娘で、鶴次郎は先代の内弟子として幼いときから一つ屋根の下で育った仲であった。確かに普段は恋人どうしに見えるほど仲の良い二人だが、こと芸の話になると天才肌の鶴次郎と先代の直系を自負する鶴八は互いに一歩も譲らず大喧嘩を始めてしまうのだった。川口松太郎の原作を成瀬巳喜男が映画化。56年に大曾根辰夫によってリメイクされている。(89分/モノクロ) (ぽんしゅう)[投票]
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全13 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5通俗と崇高の差は紙一重であり、物語の中に真の悲劇と喜劇を同時進行で成立さることが可能なことを成瀬は証明している。しかし、これはただごとではないのだが。終幕、向き合った鶴次郎(長谷川一夫)と佐平(藤原釜足)の表情は感情を越えている。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★5映画を見る至福。他愛ないとも云える物語を生きる長谷川一夫山田五十鈴がまばゆく輝き出し、私たちの胸に深く切り込んでさえくるのは、まぎれもなく演出家の仕事のためだ。成瀬の映画は淡々となどしていない。まったく過剰な感情が横溢している。 [review] (3819695)[投票(2)]
★5映像、脚本、演技、演出ともほぼ完璧のできばえに驚きを隠せない。特に主役の二人の美しさは耽溺的でさえある。 [review] (セント)[投票(2)]
★5見事。相手を敬服するが故に、憎くて憎くて堪らない。本当のプロ同志だと、「もっとこいつは出来る筈だ。」って、お互いがこうなっちゃうのかな。ハリウッドでも、ジンジャーとフレッドはカメラを離れるとすごく仲が悪かったのだそうで。成瀬はこういうどうにもならない男女の道行きを描かせると抜群に上手い。 (takud-osaka)[投票(1)]
★5端正で緊張感が途切れず、かと言って力が入らない画面作りといい、出演者全員のスキの無い演技といい、目が釘付けになった。『芝居道』といい、山田五十鈴はその存在が芸そのもの。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★5成瀬の戦中芸道ものは『芝居道』『歌行燈』と見たがこれが最高作だと信じる。最高のラブコメだ。 (町田)[投票]
★5長谷川一夫山田五十鈴という花の主役二人の物語をここまでうまく回せたのも、佐平という脇役の設定と、それを演じた藤原釜足の見事な演技あればこそ。脇役がドラマを支えた傑作中の傑作としてずっと語り続けられてほしい。 (ジェリー)[投票]
★4「おや、お豊ちゃん、こんなところにホクロがあったんだね」「あらそう?」といちゃいちゃし始めて、周りを気にして佇まいを改める。こんな可愛らしい演出の一方で、あの厳格なラスト。これこそが成瀬の真骨頂。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★4山田五十鈴の、指で挟んだ煙草を口元へ持ってゆく仕草、煙を吐きながら人の話に聞き入る風情、吸殻をきゅっと揉み消す手つき、その格好良さ・コケットリー。それだけでも観る価値はある。 ()[投票(1)]
★4戦後の成瀬監督のタッチに慣れてから改めて観ると、とても新鮮に思えてくる。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4小細工の無さが古典文学のように上品。 [review] (Aさの)[投票]
★4歌行灯』と本作を見て確信した。成瀬の芸物こそ元祖梶原一輝=スポ根浪花節。山田五十鈴の美しいたたずまいにはいつも心奪われる。 (AKINDO)[投票]
★3喰えなくてやめる程度の芸道ならやめてしまえ、という凡々たる感想しか湧かない。 [review] (寒山)[投票]
Ratings
5点16人****************
4点14人**************
3点1人*
2点0人
1点0人
31人平均 ★4.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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だからショウほど素敵な商売はないんだって (町田)[投票(7)]
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