| ★3 | 男はつらいよ 寅次郎子守唄(1974/日) | 旅先の九州で知り合った男に、寅さんは赤ん坊を押し付けられてしまう。寅さんの連れ帰ってきた赤ん坊は、とらやで世話をする事になった。赤ん坊が熱を出し、連れて行った先の病院の看護婦（十朱幸代）に､寅さんは惚れてしまうのだった。シリーズ第１4作。 | [投票] |
| ★2 | 蘇える金狼(1979/日) | 朝倉哲也（松田優作）は、昼間は東和油脂（株）経理課に勤務する平凡なサラリーマンを装っていたが、夜はまた別の顔を持っていた。
週に２回、ボクシングジムに通い体を鍛え、巨大資本を狙っていた。現金輸送車を襲い、一億円を奪うことに成功した朝倉だったが、紙幣番号が控えられていたため使えない事がわかった。朝倉は、この金を麻薬に替えることを決断するのだった。（大藪春彦）原作、（村川透）監督、松田優作主演によるハードボイルドトリオ第一作目。 | [投票(1)] |
| ★5 | サスペリア(1977/伊) | アメリカから、一人の美少女スージー（ジェシカ・ハーパー）が、バレエの勉強のため、嵐の夜更けにドイツのバレエスクールへやってくる。そこで､彼女は一人の女生徒が、何かから逃げるかのように、出てくるのを目撃すると同時に謎の言葉も耳にするのであった。以後、この学校では奇怪な連続殺人事件が起こり、彼女も否応なく巻き込まれていくのであった。（ダリオ・アルジェント）の名を一躍高めた作品。 | [投票] |
| ★4 | 銀河鉄道の夜(1985/日) | 星祭りの夜、病気の母を持つ少年、ジョバンニは、丘の上に現れた、不思議な汽車に乗り込んだ。汽車には、親友のカムパネルラも乗っており、ふたりは銀河鉄道の旅へと出発するのであった。（宮澤賢治）の原作をマンガ化した（ますむらひろし）の作品をもとに、（杉井ギサブロー）が、監督したアニメーション映画。 | [投票] |
| ★5 | ロシュフォールの恋人たち(1967/仏) | 年に一度のお祭りで、盛り上がりを見せるフランスの港町ロシュフォール。この町には、デルフィーヌ（カトリーヌ・ドヌーブ）とソランジュ（フランソワ−ズ・ドルレアック）の美しい姉妹が住んでいた。姉は音楽家を、妹はバレリーナをそれぞれ目指していたが、二人ともいつか素晴らしい恋人に、めぐり合うという夢は、共通しているのだった。（ジャック・ドゥミ）監督が、（ミシェル・ルグラン）と再びコンビを組み、今度は踊りの要素も取り入れた斬新なミュージカル。 | [投票] |
| ★3 | カイロの紫のバラ(1985/米) | １９３０年代。映画館に通いつめ、何度も同じ映画を食い入るように見つめる孤独なウェイトレス（ミア・ファロ−）がいた。ある日、スクリーンの中から「きみは、もう５回も観ているね。そんなに、この映画が好きかい？」と主人公の男が、突然話し掛け、観客席へやってくる。大慌ての､興行主をよそに、二人の仲は進展していくのであった。
（ウディ・アレン）が、映画ファンの夢を映画化した作品。カンヌ映画祭国際批評家賞受賞作品。 | [投票] |
| ★4 | 男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975/日) | 寅さんは、旅先の八戸駅で蒸発男（船越英二）と道連れとなる。
寅さんは、男と旅を続けるうちに、北海道で偶然リリー（浅丘ルリ子）と再会する。リリーは、前の亭主と離婚して、以前のドサ回りの歌手に戻っていたのだ。ケンカと仲直りを繰り返す二人をみて、とらやの人たちは、寅さんとリリーを結婚させようとするのだが。リリーさんシリーズとしては二作目となる。シリーズ第１５作。 | [投票(1)] |
| ★3 | 男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981/日) | 同窓会に出た寅さんは、酒に酔い、同級生達から反発を受け、そのまま九州へ旅に出る。旅先で、相部屋になった娘(岸本加代子)は、兄と二人兄弟で、家出同然で飛び出してきたというわけありの少女だった。
そんな、ある日寅さんは、病気の兄弟分から、自分が死んだら女房をもらってくれと頼まれるのだが。シリーズ第２８作。 | [投票(1)] |
| ★4 | 男はつらいよ 葛飾立志篇(1975/日) | とらやを突然たずねてきた若い娘は、寅さんが昔、金がないとき世話になった女の一人娘であった。寅さんは、彼女に毎年少ない稼ぎのなかから仕送りを続けているのである。そんなある日、とらやに立ち寄った寅さんは、自分の部屋に下宿している大学で考古学を研究している娘(樫山文枝)に勉強を教わることになるのだが。シリーズ第１６作。 | [投票] |
| ★5 | 男はつらいよ 寅次郎春の夢(1979/日) | アリゾナから、ビタミン剤のセールスにきたマイケルは、日本語がうまく話せないため、商売もうまく行かない。行き倒れ寸前のところを、とらやの人たちに面倒をみてもらうことになった。そんな時、寅さんがふらりと帰ってきた。寅さんは、最初反発するが、美しい英語の先生(香川京子)が現れてからは、態度が一変してしまう。シリーズ第２４作。 | [投票] |
| ★4 | 網走番外地(1965/日) | 貧しい農家出身のやくざ・橘真一(高倉健)は、ある日網走刑務所に送られてくる。そこの雑居房では、依田(安部徹)が先輩面をして、牢名主然とした態度をとっていた。橘と依田は、屋外作業中にささいなことで対立してしまう。橘は、郷里に病気の母を残してきた｡保護司の妻木(丹波哲郎)が、仮釈放の申請をとりはからってくれていたが、妹の手紙ではあと半年もつかどうからしい。そんな時、雑居房の仲間たちの間に脱走の計画がもちあがった。
石井輝男監督が、手がけた人気シリーズ第一作。 | [投票] |
| ★4 | 文学賞殺人事件 大いなる助走(1989/日) | 大徳産業社員の市谷京二（佐藤浩市）は、ひょんなことから、保又一雄（蟹江敬三）の主催する焼畑文芸という同人誌で、小説を書き始める。市谷は、自分の作品が直本賞候補に選ばれたことを知り、選考委員一人一人に、涙ぐましい事前運動をするのであった。はたして、その結果は？（筒井康隆）の小説を、（鈴木則文）監督が映画化した作品。筒井氏も、SF作家役で特別出演している。 | [投票] |
| ★3 | 男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973/日) | 寅さんは、さくらの「ピアノが欲しいわ」の一言を勘違いして、おもちゃのピアノを満男のために買ってきてしまう。寅さんの善意を気遣って、とらやの人たちは感謝するのだが、タコ社長の無神経な一言により､寅さんはとらやを飛び出してしまう。旅先の網走で、寅さんは売れない歌手リリー（浅丘ルリ子）と出会い、意気投合するのだった。
リリーさんシリーズとしては、これが一作目となる。シリーズ第１１作 | [投票(1)] |
| ★5 | 小さな泥棒(1989/仏) | １６歳の少女ジャニーヌ（シャルロット・ゲンズブール）は、母親と離れて、伯父さん夫婦に預けられて暮らしている。毎日、学校が終わると、ハイヒールとワンピースに着替え、映画を観たり、万引きをしたりして過ごしていた｡ある日、万引きが洋品店の主人に見つかり、彼女に盗癖のあることが分かった｡この事件のあとも、彼女は万引きを繰り返し、教会に盗みに入ったことがきっかけで、家を出ることになる。
（フランソワ・トリュフォー）が残した遺作シナリオを、弟子にあたる（クロード・ミレール）が映画化した作品。 | [投票] |
| ★5 | 続・網走番外地(1965/日) | 橘真一（高倉健）は、網走刑務所を出所後、函館銀行で起きた強盗事件に巻き込まれてしまう。銀行から盗まれた宝石は、マリモにくるんで修道尼が運んでいたのだが、たまたま同じ連絡船に橘も乗り合わせていたのだ。途中で、修道尼が殺され、いつのまにか自分が犯人扱いされていることを知った橘は、無実を晴らすため真犯人を追い求める。
第一作のヒットにより、短期間で撮影されたシリーズ第二作。 | [投票] |
| ★5 | 王様と私(1956/米) | １９世紀半ばの、シャム王国。宮廷に家庭教師として入った英国女性、アンナ（デボラ・カー）は、何事も時代遅れで、男尊女卑の考えを持つ王様（ユル・ブリンナー）に反発を覚える。やがて、２人の間には友情とほのかな想いが芽ばえるのだった。（リチャード・ロジャース）と（オスカー・ハマースタイン�鏡�）のコンビのミュージカルを（ウォルター・ラング）が映画化。１９５６年度アカデミー賞５部門受賞。 | [投票] |
| ★5 | バッファロー’６６(1998/米) | 刑務所を出て、故郷の町バッファローへ帰ろうとするビリー（ヴィンセント・ギャロ）は、嫁をつれて帰ると両親に、電話でウソをついてしまう。後に引けなくなったビリーは、通りすがりの少女レイラ（クリスティーナ・リッチ）を拉致。妻のふりをするよう、脅迫するのだった。両親との対面をなんとか済ましたビリーが、次に向かったものとは？（ヴィンセント・ギャロ）が、監督、脚本、音楽、主演の４役をこなし話題となった一本。 | [投票(1)] |
| ★5 | 恐怖のメロディ(1971/米) | モントレーの地方局DJデイブ（クリント･イーストウッド）には、いつも『ミスティ』をリクエストしてくる女（ジェシカ・ウォルター）がいた。ある日、一夜限りのつもりでベッドを共にしたことから、デイブは、この女につきまとわれ、やがて大変な事件へ巻き込まれていく。クリント・イーストウッド第一回監督作品。（ドン・シーゲル）が、バーテン役で友情出演している。 | [投票(1)] |
| ★5 | 東京日和(1997/日) | 写真家の（荒木経惟）と陽子夫人の同名の写真集に、構想を得て（竹中直人）が、（中山美穂）を相手役に迎えて、撮影した第三作。１２１分。 | [投票] |
| ★5 | 無能の人(1991/日) | 助川助三（竹中直人）は、漫画家だが、目下休業中で妻モモ子（風吹ジュン）のチラシ配りのパートなどで養ってもらっている。ある日、知り合いの古本屋で、石の雑誌を目にしたことから、石を売って商売にすることを思いつく。つげ義春の原作を竹中直人が映像化した映画。ヴェネチア映画祭国際批評家連盟賞受賞作品。 | [投票] |
