★2 | 劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE(2004/日) | 52体の「アンデッド」たちの解放による人類の危機に、仮面ライダーたちが敢然と立ち上がった1年は、最後に残った「ジョーカー」ことカリス(森本亮治)が剣崎(椿隆之)と刃をまじえた一戦で終結した。そして4年。ルポライターとしてライダーとともに過ごした日々をまとめた虎太郎(竹財輝之助)は、ふと仲間たちを思い出して彼らの足跡を追う。睦月(北条隆博)は過去を忘れるべく平凡な社会人を目指し、不器用さが災いした剣崎は清掃業者に徹するもままならない毎日だ。だが平穏は破れ、大量復活したアンデッドが街々を襲った。その時、災厄に晒される天音(石田未来)らの前に、新たな仮面ライダーたちが出現した。その正体は誰か?〔75分〕 | [投票] |
★2 | キャプテンハーロック(2013/日) | 「地球人はみな老いた。だが、なぜ奴だけは前に進もうとする?」青年ヤマ(三浦春馬)はある惑星に海賊船が逗留すると聞き、欠員補充に応じようとした。その船こそが、悪名を轟かす宇宙海賊ハーロック(小栗旬)のアルカディア号と知ってのことだ。副長ヤッタラン(古田新太)が船より追い落とそうとしたヤマを、乗員のひとりケイ(沢城みゆき)が救い新入りと認める。ヤマは早速、つぎの係留地である惑星トカーガでの仕事にケイとともに降り立った。この星に「次元振動弾」を撃ち込むのがその任務だったが、危機に陥ったヤマを下船したハーロック自らが救う。その頃、政府軍の長官イソラ(森川智之)はハーロックを抑え込むべく牙を研いでいた。〔115分〕 | [投票] |
★2 | 銀座旋風児 黒幕は誰だ(1959/日) | 銀座旋風児こと二階堂卓也(小林旭)は、日本開拓公団の汚職を追って神戸に向かっていた。彼の乗った列車から逃亡を図った男、加川(雪丘恵介)は殺し屋にとどめを刺されるところを卓也に助けられ、精巧なニセ札を作らされていた印刷工としての身の上を告白する。卓也は東京に舞い戻ると、疑っていた公団理事長の腰林(安部徹)の身辺を洗うべく、協力者である飲み屋のお春(南風夕子)を料亭「きらく」に潜入させる。果たして腰林は「黒幕」とともに闇の事業の密約を交わしていた。卓也は助手の政(宍戸錠)や明子(浅丘ルリ子)とともに動き出すが、同時に獄中の加川に危機が忍び寄っていた。マイトガイシリーズ第2作。(73分/スコープ) | [投票] |
★2 | 関東破門状(1971/日) | 浜野組の若衆頭を務めた寺田(渡哲也)は、義理により叔父貴分を殺害し破門状を下された。だがその命を、長野をまとめる兄貴分・中桐(佐藤慶)に拾われ客人として迎えられる。そして元寺田組の鉱二(郷えい治)ら子分、寺田の恩人の妹・玲子(丘みつ子)らは中桐の資金提供でスナックを経営、堅気として働くようになった。一方、寺田の恨みを買った総長代理・長谷川(山本麟一)は彼を早々に始末すべく、中桐と敵対する神崎(曽根晴美)を使って陰に陽に挑発を重ねる。資金の借用書を金融会社より奪い、スナックを脅迫する神崎の前に寺田は立ち塞がる。中桐もまた長谷川の計画と知りつつ挙兵するのだった。関東シリーズ第3作。〔85分/ワイド〕 [more] | [投票] |
★2 | 波涛を越える渡り鳥(1961/日) | 幼い頃東南アジアで兄と生き別れた、渡り鳥こと滝伸次(小林旭)。そんな彼を南国に呼び寄せたのは、眼前で貿易商・松本(小高雄二)を襲った香港のギャング、ジェラール(藤村有弘)が落とした兄が持つはずのネックレスだった。狙われた松本の持つ地図の謎を暴くべく、滝はバンコクへ飛ぶ。そこに待つ松本の妹・則子(浅丘ルリ子)とともに、事件の核心に踏み入ろうとする滝だったが、執拗にジェラールは妨害を働く。さらに百発百中の腕前ながら人命を奪うことを嫌うガンマン、ラオスの虎(宍戸錠)も立ち塞がる。そして虎の情婦サーヤ(白木マリ)は、彼に纏わるある謎を隠していた。東南アジア・ロケを敢行した渡り鳥シリーズ第6作。〔79分〕 | [投票] |
★2 | 赤い荒野(1961/日) | 中国地方の大平原。旧友矢崎(小高雄二)が営む牧場に、風来坊エースのジョー(宍戸錠)が7年ぶりに姿を現わした。だが、彼を出迎えたのは矢崎の妻・咲江(南田洋子)とその幼い息子のみであった。恩人の娘である咲江が、行方知れずの夫が重ねた借金で苦しんでいるのを知り、ジョーは大牧場の主である奥井(東野英治郎)に土地の間借りを申し出るが、人間不信の奥井はけんもほろろに追い返す。そんな奥井の娘である和子(笹森礼子)の助言により、かろうじて彼らは牧場での仕事を得るのだった。時を同じくして、ジョーらの仲間であったやくざ瀬川(内田良平)が刑務所暮らしから舞い戻った。矢崎とジョーへの復讐心のみを抱いて。〔85分〕 | [投票] |
★2 | 波止場の鷹(1967/日) | 運送業界での揺るぎない信頼を一代で掴んだ久須見(石原裕次郎)は、傲慢ささえ匂わす自信家だ。ある時吉田(須賀不二男)率いる暴力団に麻薬運搬を依頼された久須見はすげなく断るが、その報復として愛する妹(久万里由香)の命を奪われ、自らも足に重傷を負わされる。事件が暴力団の仕業と勘繰り、協力を求めてきた刑事岩崎(丹波哲郎)をも省みず、相棒の稲垣(安部徹)とともに借金返済に奔走する久須見。彼らの前に現われたバーのマダム斐那子(浅丘ルリ子)は、金融業者の紹介を持ちかける。それは彼女の父井関(小沢栄太郎)であり、久須見に融資のため奇妙な条件を提示するのだった。主題歌は「粋な別れ」。〔79分/スコープ〕 | [投票] |
★2 | 第1回 欽ちゃんのシネマジャック 「女とおんな」(1993/日) | カフェテリア。テーブルに向かい合わせに座る中年女(マギー・チャン)と若い女(ジョセフィン・シャオ)。彼女らは男たちと鬼ごっこをし、吹き荒れる風のなかで朗々と歌い、ハイヒールを使っての遊戯にふける。そして群集にまぎれて自虐的に慣れない煙草を吸い込む彼女らは、お互いの顔に知り合った影を認めるのだ。〔ヴィスタ/17分〕 | [投票] |
★2 | お転婆三人姉妹 踊る太陽(1957/日) | 陽気に暮らす三姉妹、春子(ペギー葉山)・夏子(芦川いづみ)・秋子(浅丘ルリ子)の気がかりは、音楽家の父親亡き後の、母親(轟夕起子)の昼夜を問わぬ働きようだった。彼女に新しい恋人さえできれば落ち着いた生活を送れる、とふんだ姉妹は相手探しに奔走する。そのうち秋子は、新任の英語教師轟(安部徹)こそベストの選択肢と確信し、一芝居打って彼を自宅に招いた。誤解した三姉妹のBFたち(フランキー堺 / 岡田真澄 / 石原裕次郎)はジェラシーに燃えるが、その事情を知り助力を申し出る。そして、轟の友人でプロデューサーの吉田(高英男)が来邸、三姉妹をミュージックショーにスカウトするのだった。〔83分/スタンダード〕 [more] | [投票] |
★2 | 狂熱の季節(1960/日) | スリを働いて鑑別所に収監された明(川地民夫)は、仲間の勝(郷えい治)とともに娑婆に戻り、盗んだ自動車で街に繰り出した。途中で同じく仲間のパンパン、ユキ(千代侑子)と合流した明たちは、彼らの罪を密告した新聞記者柏木(長門裕之)を車で撥ね、一緒にいた女性画家文子(松本典子)を攫って海にむかい、思う存分陵辱する。そして悪びれることもなく無法とジャズへの耽溺の日々に戻った明の前に、ある日文子が現われ、妊娠とそれを意に介さない柏木の愛の不変への恐怖を語る。だが一向に耳を貸さない明に対し、彼女は柏木を「汚してほしい」と懇願するのだった。明に頼まれたユキは柏木を誘惑し、彼の胸の中に入ってゆく。〔75分/スコープ〕 | [投票] |
★2 | ヒッチコック(2012/米) | 60歳を迎え、『北北西に進路を取れ』で絶賛を送られたヒッチコック(アンソニー・ホプキンス)だったが、その心中は次回作をどうするかで一杯であった。早速秘書のペニー(トニ・コレット)に新作にふさわしい作品を探させたヒッチは、精神を病んだ犯人による連続猟奇殺人事件を小説化した『サイコ』に出会い、心底それに惚れ込む。誰よりも役立つブレインである妻のアルマ(ヘレン・ミレン)はこの作品に難色を示したものの、夫の深い情熱と新しいアイディアに惹かれ、協力を誓った。だが、映画会社を束ねるバーニー(リチャード・ポートナウ)は出資できないと言い放つ。ヒッチはアルマに、家を売っても『サイコ』を撮る決意を語るのだった。〔99分/スコープ〕 | [投票] |
★2 | 劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE(2006/日) | 1999年、地球に巨大隕石が直撃し、海は枯渇して地上もまた荒れ果てた。廃墟にはワームと呼ばれる異星生命体が跋扈し、彼らを駆逐すべく特殊警察組織ゼクトが誕生した。だが彼らによる平和も束の間、ゼクトと新生組織ネオゼクトの対立が激化して戦乱は拡大した…そして7年後。2組織は依然抗争のうちにあったが、その双方に腕を売ろうという風来坊、天道総司(水嶋ヒロ)が現われる。尊大な態度にゼクトの戦士である加賀美(佐藤祐基)は疑念を抱くが、天道はゼクトに内通しつつネオゼクトに転がり込むのだった。その間にも加賀美は「天空の梯子計画」なるゼクトの地球再生計画に身を捧げんとする。それには恋人ひより(里中唯)の命が懸かっていた。〔66分〕 | [投票] |
★2 | RIVER(2011/日) | 電機オタクの恋人・健治を秋葉原の殺傷事件で失ったひかり(蓮佛美沙子)は、ずっと現実から自分を護り引きこもり生活を送っていた。だが、母親(根岸季衣)や級友(尾高杏奈)とのふれあいの中で立ち直り、健治との思い出の残る秋葉原に出かけ、彼の足跡を辿っていた。そこで出逢うさまざまな人々…自殺志願者のような青年(柄本時生)、メイド喫茶のスカウトマン(田口トモロヲ)、写真家(中村麻美)らとの交流の中、彼らの生きる現実を改めて見つめなおそうとの気持ちがひかりを訪れる。そして架線下に住む浮浪者青年・祐二(小林ユウキチ)は、健治を知っているとひかりに打ち明ける。祐二は故郷を棄ててきた男だった。〔89分/カラー/HD〕 | [投票] |
★2 | 金門島にかける橋(1962/日) | 朝鮮戦争の特需に沸く日本。若き医師・武井(石原裕次郎)はその中で傷病兵の治療に余念がなかった。彼には医学会上層部によって保証された未来と、恋人のかおる(芦川いづみ)の愛があったが、誤診による死亡事故をめぐっての上司との対立とともに、武井は全てを投げ捨てる。そんなとき彼が出会ったのが、恋人を戦争で失い正気を失っていた台湾娘・麗春(華欣)だった。武井はかおるの誤解を怖れず、麗春を全霊をこめて励まし、一粒の真珠を贈る。だが彼女を送った武井を迎える場所はもはやなく、彼は外国船の船医となって日本を離れた。数年ののち、金門島に停泊した船より降り立った武井は旧友の記者・松坂(二谷英明)、そして麗春と再会する。〔107分/スコープ〕 | [投票] |
★2 | 男の紋章(1963/日) | 昭和の初め。大島組を立て上げた庄三郎(石山健二郎)には、やくざ渡世を嫌い医学の道で一人前になることを誓った息子、竜次(高橋英樹)があった。息子の理想を知りながらも組が一代で潰れることを寂しく思い、正しい渡世人の道を守ろうとする庄三郎だったが、彼を邪魔に思う斎賀(名古屋章)は陰に陽に妨害を仕掛け、その縄張りを奪おうとするのだった。そんな日々を逃れたい竜次は、幼なじみの晴子(和泉雅子)に、山奥の診療所に向かうと告げる。それを見計らった斎賀は、庄三郎と陰の因縁を持つ女親分、村田の姐御(轟夕起子)に助力を頼んだ。そして竜次は、山奥のダム工事場で地元を牛耳る西野(富田仲次郎)と対峙するに至る。〔96分/スコープ〕 | [投票] |
★2 | 遊侠五人男(1958/日) | 野州無宿の徳次郎(勝新太郎)の不始末の償いとして、彼の親分である佐原の又四郎(黒川弥太郎)は悪党・沢井米五郎(小堀明男)の身代わりに江戸送りにされた。旅先でこの話を三味線弾きのお藤(木暮実千代)から聞かされた又四郎の乾分・駒木野の源八(長谷川一夫)は又四郎奪回に走るが、警備にあたる源八の道場仲間・妻木兵三郎(市川雷蔵)はこれを制し、代わりに米五郎を捕えてここに連行せよ、と助言するのだった。その頃米五郎は、源八の弟分である韮崎の佐吉(梅若正二)のもとに身を隠していた。義理ゆえに米五郎を庇う佐吉だったが、源八に討ち取りの手筈をそっと教え、吉原でついに遊侠たちは仇敵と渡り合うのだった。〔85分/ヴィスタ〕 | [投票] |
★2 | ベルセルク 黄金時代篇III 降臨(2013/日) | 剣士ガッツ(岩永洋昭)が、友情に価しない自分を恥じて「鷹の団」リーダーのグリフィス(櫻井孝宏)のもとを去ったことで、自暴自棄となったグリフィスは禁忌を冒し、重罪人として獄につながれた。その一年後、追われる身となった「鷹の団」を束ねるキャスカ(行成とあ)の危機を、舞い戻ってきたガッツが救う。キャスカはグリフィスを裏切ったガッツを責めながら、いつしか育っていた彼への思いをぶつけ、結ばれるのだった。そしてシャルロット王女(豊崎愛生)の手引きで、ガッツらは王城の地下に幽閉されていたグリフィスを救出する。しかし彼は度重なる拷問を受け、見る影もない姿となっていた。そのグリフィスを、異界の魔物たちが密かに見守っていた。〔107分〕 | [投票] |
★2 | 夏への扉(1981/日) | 夏休みに向かう学園。美貌と聡明さをもって鳴る「合理党」リーダーの少年マリオン(水島裕)は、少女レダニア(潘恵子)の心を賭けて他者と争う上級生ガブリエル(塩沢兼人)と度胸試しのゲームをした。叩きつける雨の中、上級生を下したマリオンは高級娼婦サラ(武藤礼子)に気に入られ、邸宅でその冷え切った体を温められる。抵抗するマリオンだったが、サラの指のなかでその心を融かされてゆくのだった。一方彼の身を心配する友人クロード(三ツ矢雄二)をよそに、残されて心に傷を負うレダニアを思うリンド(古川登志夫)とジャック(古谷徹)は反目を繰り返す。そしてふたりはサラの邸宅を訪れ、マリオンを返せと詰め寄る。〔ヴィスタ/60分〕 | [投票] |
★2 | 拳銃無頼帖 明日なき男(1960/日) | 宿敵・コルトの譲(宍戸錠)の瀕死の報せを聞き、抜き撃ちの竜(赤木圭一郎)は岐阜へ向かった。だが、その報せは竜に恨みを持つ清流会のボス辻堂(水島道太郎)の罠であり、竜の到着とともに駅を取り巻く銃口が火を噴く予定だったのだ。岐阜に着いた竜は、アクシデントから三島という男(郷えい治)と口論になり、その挙句三島を抹殺する者が現われ命を拾う。警察に連行された竜の脳裏には、それを見つめていた女、道子(笹森礼子)の哀しげな瞳が焼きついた…。その翌日、竜は清流会と反目する有村興行の有村(藤村有弘)に拾われて、用心棒におさまった。そして譲もまた清流会に腕を売りにゆく。『拳銃無頼帖』最終作。〔85分/スコープ〕 | [投票] |
★2 | 打倒 KNOCK DOWN(1960/日) | 昭(赤木圭一郎)は電子工学の俊才・雄介(二谷英明)を兄にもつ前途有望な大学生だった。だが、そんな彼のタフさとパンチ力を、拳闘プロモーターである野中(大坂志郎)は狙っていた。彼は手塩にかけて育てたボクサーをチャンピオンの白坂(滋野定夫)に倒されて以来、リベンジの夢を託す選手を捜し続けていたのだ。ある日、雄介が愚連隊に襲われて重傷を負い、犯人でありながらチンピラに罪を擦りつけたボクサー石垣を昭は叩きのめす。その挙句、大学において信用を失い自分の将来の道は絶たれたのみならず、兄の会社における未来までも奪ってしまった昭には、もはや野中に示されたボクサーの道しか残されていなかった。〔82分〕 | [投票] |