[あらすじ] 座頭市地獄旅(1965/日)
館山の渡し場で出会った将棋好きの浪人・十文字糺(成田三樹夫)と江ノ島に逗留した市(勝新)は、航海中金を巻き上げたやくざたち(藤岡弘、須賀不二男ら)との喧嘩出入の際に巡礼の少女ミキ(藤山直子=子役時代の藤山直美)を巻き込んでしまう。これに責任を感じた市はミキの保護者おたね(岩崎加根子)の制止も振り払い破傷風のミキのため金策に駆けずり回る。それから箱根の湯治場に赴いた四人は、肺病病みの若い武家・友之進(山本学)と男装の麗人・粂(林千鶴)の佐川兄妹に出会う。一方、仇討ちを名目に市の賞金を付け狙う栄太(戸浦六宏)ら五人組はぐれ博徒も箱根に迫っていた。
この第十二作からシリーズは犬塚稔の手を完全に離れ各方面の人気脚本家たちの手へと移る。その初陣を飾るのは犬塚と並ぶ時代劇映画の大御所伊藤大輔。監督には初作を手掛けた三隅研次が当たった。<大映/87分/カラー/スコープ>
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