１９２９年の上海。抗日映画の巨匠、孫瑜（スウ・トンコン）の『故都春夢』『野草閑花』に起用された阮玲玉（マギー・チャン）は脚光を浴びるが、私生活では資産家の息子、張達民（ローレンス・ウン）との結婚を彼の親に反対される。１９３１年には満州事変が勃発、上海は日本軍の空襲に晒される。そんな中、阮玲玉は新進の資産家、唐李珊（シン・ハン）と恋に落ちるのであった。その頃、反日映画を撮り続けていた蔡楚生（レオン・カーフェイ）は新作『新女性』の主演を阮玲玉に依頼するのだが…。９２年ベルリン国際映画祭女優賞受賞のスタンリー・クワン監督第５作。ジャッキー・チェンが製作総指揮に参画。