[あらすじ] 遠い雷鳴(1973/インド)
1942年。ベンガルの片田舎。バラモン階級のガンガ(ショーミットロ・チャタージ)は貧しくとも尊敬されて妻のアナンガ(バビータ)と平和に暮らしていたが、日本軍がシンガポール、ビルマと侵攻するにつれ米の輸入が滞りだす。最初はそれでも村人達は米を何かと工面してくれたのだが、価格上昇は壊滅的になり、ガンガもバラモンだからと言って悠長には暮らしていられなくなる。アナンガは女たちと山芋を掘りに行った際に男に襲われる。飢えは益々ひどくなっていく。路上で倒れた人々を疲弊しきった難民の列は黙って見過ごすしかない…。73年ベルリン国際映画祭金熊賞受賞のサタジット・レイの劇場映画第23作。
(けにろん)
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