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[あらすじ] 大阪の宿(1954/日)

保険会社に勤める三田(佐野周二)は上役を殴って大阪へ飛ばされてくる。ひょんなことから、西土佐堀の「すいげっちょ」こと酔月荘に下宿することになる。古ぼけた旅館である。元芸者の老女将は誇り高く、「うちはパンパン宿とは違いまっせ!」が口癖だ。三人の女中たち、ヒモのような夫に貢ぐおりか(水戸光子)、戦争未亡人のおつぎ(川崎弘子)、男狂いのお米(左幸子)、が面倒をみてくれる。女将の兄の「おっさん」(藤原釜足)。そして、三田に惚れている酒乱気味の芸者「うわばみ」(乙羽信子)。彼らとの交友は憂鬱な日々を送る三田を慰める。結局のところ、誰もが決して幸せではないのだ…。[白黒122分]
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