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[あらすじ] 書を捨てよ町へ出よう(1971/日)

寺山修司劇場用の35mm映画第一作。天井桟敷で公演された舞台をもコラージュして、フィルムに描かれているのは、まさしく彼が最初から最後まで拘った”自我”か。ここでも、書ではなく運動こそ基本であるかのように走って考える若者。人力飛行機で飛ぶことを夢見る少年。現実と虚構の表裏と混在さ。今も寺山の意志を継ぐJ・A・シーザーをはじめとする音楽もこの映画を表現している。
(★4 ALPACA)

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