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[あらすじ] 鳥獣戯画(1966/日)

兎と猿の川遊び、蛙の弓仕合ゲラゲラ、猿の僧正への貢ぎ物、すってんころりん!兎と蛙の相撲大会…。日本漫画文化の発祥として名高い「国宝 鳥獣戯画」の魅力を存分に味わう作品。語りは芥川比呂志。制作は映像社による自主制作。〔カラー/35mm/24分〕◆ 伊ベルガモ映画祭芸術部門大賞受賞
死ぬまでシネマ

京都栂尾(とがのお)の高山寺に所蔵されている「鳥獣戯画」は甲乙平丁の全四巻(映画では傑作とされている甲巻のみを扱っていると思われる)あり、一部の巻には人物も描かれている為、正式には「鳥獣人物戯画絵巻」と呼ぶ。現在では各巻の成立年代は平安時代〜鎌倉時代と、若干異なると推定されているが、甲巻の作者は、天台宗の座主を務め「おこ絵(戯画)」の名手と云われた鳥羽僧正の作と伝えられている(実際の所は謎である)。

(評価:★3)

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