[あらすじ] 無法松の一生(1943/日)
松五郎は小倉の車ひきの男。粗野で教養もないし、字も読めないが、筋が通らないことが大嫌い。
男気溢れる心意気と竹を割ったような豪快な性格で、街でも評判の通った男。
ある時、松五郎は通りすがりの少年を助けたことから軍人一家と知り合い、近しい間柄になって行く。そんな矢先にその一家の主人が突然の病死。未亡人は松五郎に、自分の子どもの教育を手助けしてくれと頼み込む。松五郎はひ弱な少年を長年に渡りかばい、励まし、愛情をもって接し続ける。
そんな少年もいつしか青年になり、松五郎も年老いてゆく。
ある夏の日、祇園太鼓の音にひかれ、松五郎は太鼓の前にたたずむ。そして観衆の前で披露して見せたのは、今は失われてしまった、数々の太鼓の名調子!松五郎が次々に技を繰り出せば、雲は湧き、玄海灘の荒波も答えるのだった!!
(ボイス母)
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