[あらすじ] マラドーナ(2008/スペイン=仏)
『マラドーナはやることなすこと失敗ばかりの主人公だ』―魔法の左足でW杯史上最高のゴールを決め、手でも決め、ブッシュとエリザベス女王とFIFAと資本主義を罵倒し、カストロとチェ・ゲバラに忠誠を誓い、肥満体になり、コカイン中毒で死にかけ、バラエティ番組で司会をし、デモで演説し、踊り、歌い、自分が何なのかわからないと呟くマラドーナ。サッカー界のセックス・ピストルズ?生まれる時代を間違えた革命家?いや、マラドーナとは宗教なのだ。戦争や貧困にとともに生きる人々の苦悩が生み出した聖像なのだ。その奇跡と転落と救済と恩寵をノー・スモーキング・オーケストラ他の音楽に乗せてクストリッツァが描く。[カラー95分]
(淑)
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