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[あらすじ] 軍旗はためく下に(1972/日)
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★51952年戦没者遺族援護法が施行されたが「敵前逃亡につき処刑」とされた富樫軍曹(丹波哲郎)は英霊の列に加わる事も出来ず、妻サキエ(左 幸子)にも恩給は支給されなかった。以来サキエは端書1枚の通知での処理、判決文も軍法会議開催の証拠もない処分は納得できないと、20年以上厚生省に不服申立てを続けてきた。すると厚生省の新課長(山本耕一)から当時の分隊名簿が渡された。「問合せに応じない4名なら何か情報をご存じかも知れません。遺族の方が直接頼んでみては…?」サキエは夫の死の真相を突き止めようと訪ねる決心をした。しかし4人(三谷 昇関 武志市川祥之助内藤武敏)の口から語られた言葉は…。 [more] (死ぬまでシネマ)[投票]
★5太平洋戦争(WW2)の敗戦の日を前後して、ある陸軍士官が太平洋上の島で死んだ。妻の手元には、「大戦終結時におこなわれた軍法会議により死刑に処された」という知らせが届く。「戦死」ではないため、妻は戦没者の寡婦とはみなされず、靖国での慰霊祭にも出席できないし、もちろん遺族手当もでない。しかし、妻には夫の死刑がどうしても理解できない。ハガキ一枚の死亡通知には手書きの修正の跡が…。 「何のために夫は死ななければならなかったのか?」 終戦から 26 年がすぎ、妻はついに、夫と最後に行動をともにした連隊の生き残り、4人を探し当て、ことの真相をさぐる旅に出る…。 (カフカのすあま)[投票]