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[あらすじ] 信さん 炭坑町のセレナーデ(2010/日)

昭和38年。炭坑の島に、離婚して東京を去った美智代(小雪)が、息子の守(中村大地)とともに帰郷してきた。昔ながらに美貌の映える美智代を、島の口さがない連中は早速うわさの種にし始めた。一方、島の悪童どもにカツアゲされそうになった守を、島のガキ大将である信一(小林廉)が救い、たちまち守は信一に惚れ込んでしまった。そんな信一に息子のことで礼を言った美智代は、親愛の情をこめて彼を「信さん」と呼ぶ。その時、信一は恋を知った。信一は美智代に心づくしのプレゼントをするが、駄菓子屋の婆さん(中尾ミエ)や育ての親である叔父(光石研)は盗んだものとみて叱責する。そんな日々の中、炭坑は次第に滅びてゆく。〔108分/カラー/ヴィスタ〕
(★2 水那岐)

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