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[あらすじ] 遺体 明日への十日間(2012/日)

2011.3.11の未曾有の地震、東日本大震災。そのルポが原作。釜石市の民生委員、相葉(西田敏行)は震災の翌日、中学校の体育館が遺体安置所になったと聞き、訪ねる。以前に葬儀社で働いており気になった為だったが、そこへ運び込まれる遺体はモノとして扱われ置き方もメチャクチャ、現場は乱雑この上ない状況だった。相葉は、市長(佐野史郎)と旧知で話をし、何か出来ることがあると思うので、ボランティアで働かせて欲しいと言って許可を得た。(まだまだ続きます)
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安置所には、医師下泉(佐藤浩市)、歯科医正木(柳葉敏郎)と助手木下(酒井若菜)、そして役所の平賀(筒井道隆)と若い2人照井(志田未来)、及川(勝地涼)がいた。

がその市職員たちは何をしてよいのかわからず呆然としていた。相葉は、「まず泥まみれの床の清掃。それからご遺体をきちんと並べ替えしましょう。死体ではなく、ご遺体ですから。」と言って、遺体一人一人に、大変でしたねと声をかけ始めた。

若者及川は精神的に参りはじめていた。日を追うごとに次から次へと運び込まれる遺体。火葬場の稼働の問題、死んだ娘から離れない母親・・・問題が尽きることはなかった、105分。

(評価:★4)

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