[あらすじ] ネルーダ 大いなる愛の逃亡者(2016/チリ=アルゼンチン=仏=スペイン)
第二次大戦後のチリ。パブロ・ネルーダ(ルイス・ニェッコ)は国民的詩人であり、共産主義を標榜する政治家でもあった。だが、彼をとりまく状況は冷戦の時代を迎えて暗転し、ビデラ大統領(アルフレード・カストロ)は共産党を非合法組織としてネルーダを弾劾、警察官ペルショノー(ガエル・ガルシア・ベルナル)に逮捕を命じる。ネルーダ本人は画家である妻デリア(メルセデス・モラーン)と国外逃亡を試みるものの、捜査網は狭まって叶わず、放浪を余儀なくされた。もっとも、この状況を楽しむかのようにネルーダは詩作を続け、あちこちの酒場に出没する。追跡遊戯のような日々のなか、いつしかペルショノーの胸に彼への愛情が灯ってゆくのだった。〔108分〕
(水那岐)
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