[あらすじ] ゾンからのメッセージ(2018/日)
20年前、その町は謎の現象ゾンによって外部と分断されてしまった。ゾンの向こうへ行った者は誰も帰ってこない。音楽仲間のタムラが消えて以来、貫太郎(石丸将吾)は廃墟で帰りを待ち続け、二宮(唐鎌将仁)は怪しげな啓発セミナーの講師になった。海を見たことがあり半ば諦めつつも外への未練が断ち切れない晶(飯野舞耶)を勤め先のバーのママ道子(律子)はここに留まるよう引きとめていた。立ち入り禁止区域から飛来したVHSテープを拾いゾンに魅かれる19歳の一歩(高橋隆大)を幼なじみの麗実(長尾理世)は心配するが・・・。テープはゾンからのメッセージなのか。空が極採色にうねる閉鎖空間で繰り広げられるSF青春群像劇。(117分)
映画美学校の講師を務める古澤健が製作・脚本を担当し、授業の一環としてアクターズ・コース第2期生がスタッフと出演者を兼務。同じく講師の鈴木卓爾が監督した『ジョギング渡り鳥』に続く自主製作映画。極採色のシネカリグラフ処理は、4年の歳月をかけて手作りでほどこされれ完成した。
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