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[あらすじ] おしどり駕篭(1958/日)

江戸時代某藩。悪評高い国家老・黒木兵部(月形)は、女婿たる三之丞君(伏見)を世継に据え、その権勢を磐石なものにせんと陰謀を巡らせていた。これに反発する次席家老松坂善兵衛(杉)らは、侍の身分を捨て野に下った嫡男:弦二郎君の捜索を開始。その弦二郎君、今は源太(錦之助)と名を代え、江戸の左官として、弟分の半次(賀津雄)、射的屋の看板娘・小蝶(ひばり)らとの青春を謳歌している。源太と小蝶は好き合っているが互いに素直になれず、合う度毎に喧嘩していた。今日も今日とて街頭で、人目も憚らずの痴話喧嘩を始めるが、それを松坂に発見された源太は大慌て。お家の危機を聞かされ渋々決心を固めた彼は、弦二郎君に戻り、一ヶ月の期限を条件に国表に引き返すこととなる。 マキノ雅弘東映移籍第4作となる歌謡時代劇。(カラー/スコープ/86分)
(★4 町田)

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