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[あらすじ] 死んでもいい(1992/日)

東京駅を起点に山の手地帯を一直線に西へと伸びる中央線。風景が一変し山あいに入ると終着駅の山梨県大月はすぐだ。平野(永瀬正敏)は、その駅に降り立つ。どしゃ降りの雨の中、駅頭で一瞬交錯した女、名美(大竹しのぶ)。赤い傘に吸い寄せられるように、平野はその人妻の後を追う。名美は夫(室田日出男)が営む小さな不動産屋で働いている。仕事一筋だが、歳の離れた名美に対して子供が甘えるような優しさで接する夫。そんな生活に不満を抱くわけでもなく、黙って従うかのように暮らしていた。平野はその不動産屋に職を求める。生活のためではない。この青年もまた、名美の不思議な魅力に捕りつかれたのである。
(★4 ぽんしゅう)

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